![]() チアゾリリジン尿素およびアミド誘導体ならびにこの使用方法
专利摘要:
本発明は、神経型ニコチン性受容体のPAMである新規チアゾリリジン尿素およびアミド誘導体、該新規チアゾリリジン尿素およびアミド誘導体を含む組成物、このような化合物を調製する方法、ならびにこのような化合物および組成物を使用する方法に関する。 公开号:JP2011508734A 申请号:JP2010539896 申请日:2008-12-19 公开日:2011-03-17 发明作者:グフエサー,グレゴリー・エイ;ゴパラクリシユナン,ムラーリ;フアギー,ラミン;モーテル,キヤスリーン・エイチ 申请人:アボット・ラボラトリーズAbbott Laboratories; IPC主号:C07D277-20
专利说明:
[0001] (技術分野) 本発明は、神経型ニコチン性受容体のポジティブアロステリックモジュレーターである新規チアゾリリジン(thiazolylidine)尿素およびアミド誘導体、該新規チアゾリリジン尿素およびアミド誘導体を含む組成物、このような化合物を調製する方法、ならびにこのような化合物および組成物を使用する方法に関する。] 背景技術 [0002] (関連技術の記述) ニコチン性アセチルコリン受容体(nAChR)は、リガンドゲート型イオンチャネル(LGIC)のスーパーファミリーに属しており、カチオンの流れをゲート制御し、アセチルコリン(Ach)により制御される。nAChRは、筋接合部(NMJ)のニコチン性受容体および神経型nAChRまたは神経型ニコチン性受容体(NNR)に分類することができる。NNRは、中枢神経系(CNS)および末梢神経系(PNS)全体に広く分布している。NNRは、CNS機能の調整、ならびに多くの神経伝達物質、例えば、特にACh、ノルエピネフリン、ドーパミン、セロトニンおよびGABAの放出において重要な役割を果たし、広範な生理学的効果をもたらすことが理解されている。] [0003] nAChRの16種のサブユニットが今日までに報告されており、これらのサブユニットはα2−α10、β1−β4、γ、δおよびεと同定されている。これらのサブユニットのうち、9種のサブユニット、α2からα7およびβ2からβ4は、主として哺乳動物の脳内に存在する。複数の機能的に異なるnAChR複合体も存在し、例えば5個のα7サブユニットが、ホモマー機能性5量体として受容体を形成することができ、またはα4β2およびα3β4受容体の場合のように、異なるサブユニットの組合せが一緒になって複合体を形成することができる(例えば、Vincler,M.,et al.,Exp.Opin.Ther.Targets,2007,11(7):891−897;Paterson,D.,et al.,Prog.Neurobiol.2000,61:75−111;Hogg,R.C.,et al.,Rev.Physiol.,Biochem.Pharmacol.,2003,147:1−46;Gotti,C.,et al.,Prog.Neurobiol.,2004,74:363−396を参照のこと)。] [0004] ホモマーα7受容体は、ヒト脳においてα4β2受容体とともに最も豊富なニコチン性受容体の1つであり、海馬、皮質、視床核、腹側被蓋野および黒質内で大量発現される(例えば、Broad,L.M.,et al.,Drugs of the Future,2007,32(2):161−170を参照のこと)。] [0005] CNS内の神経シグナリングにおけるα7NNRの役割についても活発に研究が行われてきた(例えば、Couturier,S.,et al.,Neuron 1990;5:847−56を参照のこと)。α7NNRは、介在ニューロン興奮性を調整し、興奮性および阻害性の神経伝達物質の放出を調節し、細胞損傷の実験的なインビトロモデルにおいて神経保護効果を導くことが示されている(例えば、Alkondon,M.,et al.,Prog.Brain Res.,2004;145:109−20を参照のこと)。] [0006] α7サブユニットは、異種発現系において発現された場合、急速に活性化および脱感作し、さらに他のNNRの組合せと比較して相対的に高いカルシウム透過性を示すことが生物物理学的試験により示されている(例えば、Dajas−Bailador,et al.,TrendsPharmacol.Sci.,2004;25:317−24を参照のこと)。] [0007] NNRは、一般に、種々の認知機能、例えば、学習、記憶、注意に関与しており、従ってCNS障害、即ちアルツハイマー病(AD)、パーキンソン病(PD)、注意欠陥多動障害(ADHD)、トゥーレット症候群、統合失調症、双極性障害、疼痛ならびにタバコ依存症に関与している(例えば、Keller,J.J.,et al.,Behav. Brain Res.,2005,162:143−52;Gundish,D.,Expert Opin.Ther.Patents,2005,15(9):1221−1239;De Luca,V.,et al.,Acta Psychiatr.Scand.,2006,114:211−5を参照のこと)。] [0008] さらに特定すると、α7NNRは、注意欠陥障害、ADHD、AD、軽度認知障害(MCI)、老年性認知症、レビー小体関連の認知症、ダウン症候群関連の認知症、AIDS認知症、ピック病に関連する病態および障害、ならびに統合失調症関連の認知障害に関連付けられている(例えば、Martin,L.F.,et al.,Psychopharmacology(Berl),2004,174:54−64;Romanelli,M.N.,et al.,Exp.Opin.Ther.Patents,2007,17(11):1365−1377を参照のこと)。α7NNRは、アルツハイマー病において疾患の進行を遅延させることも報告されている(D’Andrea,M.R.,et al.,Curr.Pharm.Des.,2006,12:677−84)。] [0009] 従って、α7NNRの活性を調節することにより、例えば、学習、記憶および注意の態様を含む認知機能に関与する基礎病変を有する上記の種々の疾患、例えば、AD、他の認知症、統合失調症および神経変性を予防または治療する有望な潜在性が示されている(例えば、Gotti,C.,et al.,Curr.Pharm.Des,2006,12:407−428を参照のこと)。] [0010] NNRリガンドは、禁煙、体重制御にも関与しており、潜在的な鎮痛薬としても意味付けられている(例えば、Balbani,A.P.S.,et al.,Exp.Opin.Ther.Patents,2003,13(7):287−297;Gurwitz,D.,Exp.Opin.Invest.Drugs,1999,8(6):747−760;Vincler,M.,Exp.Opin.Invest.Drugs,2005,14(10):1191−1198;Bunnelle,W.H.,et al.,Exp.Opin.Ther.Patents,2003,13(7):1003−1021;Decker,M.W.,et al.,Exp.Opin.Invest.Drugs,2001,10(10):1819−1830;Vincler,M.,et al.,Exp.Opin.Ther.Targets,2007,11(7):891−897を参照のこと)。] [0011] ニコチンは、投与された場合、注意および認識動作の向上、不安の軽減、感覚ゲーティングの向上、鎮痛効果および神経保護効果を提供することが知られている。このような効果は、種々のニコチン性受容体サブタイプにおけるニコチンの非選択的効果により媒介される。しかしながら、ニコチンにより、有害な結果、例えば心血管および消化管の問題も生じる。従って、副作用を排除または低減しながら、ニコチンの有益な効果を有するサブタイプ選択的化合物またはNNRリガンドを同定する必要がある。] [0012] 報告されているNNRリガンドの例は、PNU−282987などのα7NNRアゴニストである(例えば、Hajos,M.,et al.,J.Pharmacol.Exp.Ther,2005,312:1213−22を参照のこと)。別の化合物は、SSR180711Aである(Pichat,P.,et al.,(2004)SSR180711A,Society for Neuroscience Abstract number 583.3)。] [0013] 別の化合物AR−R17779は、社会的認識、水迷路または認知領域の抑制性回避モデルにおけるラットの動作を改善することが報告されている(Van Kampen,M.,et al.,Psychopharmacology(Berl)2004,172:375−83)。AR−R17779は、報告によると、ラットにおける学習および記憶の提案されている細胞モデルにおける海馬長期増強(LTP)の誘導をも促進する(Hunter,B.E.,et al.,Neurosci.Lett.,1994,168:130−4)。] [0014] NNRリガンドの有益な効果にもかかわらず、NNRに影響を与えるアゴニストによる慢性治療により、NNRの持続的な活性化および脱感作に起因して最適以下の利益が提供され得るか否かは不明なままである。アゴニストとは対照的に、ポジティブアロステリックモジュレーター(PAM)を投与することにより、標的受容体を直接刺激することなく、内因性コリン作働性伝達を強化することができる(例えば、Albuquerque,E.X.,et al.,Alzheimer Dis.Assoc.Disord.2001,15 Suppl 1:S19−25を参照のこと)。ニコチン性PAMは、α7NNRにおいてAchの活性を選択的に調節することができた。従って、より最近になって、α7NNR選択的PAMが出現した(例えば、Faghih,R.,et al.,Recent Patents onCNSDrug Discovery,2007,2(2):99−106を参照のこと)。] [0015] 従って、アゴニストのようにα7NNRを直接活性化することなく内因性コリン作働性伝達を強化することができるPAMを介して、内因性神経伝達物質であるアセチルコリンの効果を向上させることにより、α7NNR機能を標的とすることが有益である。実際、チャネル活性を向上させるPAMは、ベンゾジアゼピン、バルビツール酸塩および神経ステロイドが遠位部位において作用するPAMとして挙動するGABAA受容体に対して、臨床的に奏功することが証明されている(例えば、Hevers,W.,et al.,MoI.Neurobiol.,1998,18:35−86を参照のこと)。] [0016] 今日では、数種のNNR PAMが知られているにすぎず、例えば、5−ヒドロキシインドール(5−HI)、イベルメクチン、ガランタミン、ウシ血清アルブミンおよびアセチルコリンエステラーゼ(AChE)由来のペプチドであるSLURP−1である。最近、キナーゼ阻害剤であるゲニステインがα7応答を増加させることが報告され、尿素誘導体であるPNU−120596がAChの力価および最大効力を増加させ、ラットにおいてアンフェタミンにより誘導される聴覚ゲーティング欠損を改善することが報告された。他のNNR PAMは、キヌクリジン、インドール、ベンゾピラゾール、チアゾールおよびベンゾイソチアゾールの誘導体を含む(例えば、Hurst,R.S.,et al.,J.Neurosci.,2005,25:4396−4405;Broad,L.M.,et al.,Drugs of the Future,2007,32(2):161−170;US7,160,876を参照のこと)。] [0017] しかしながら、現在知られているNNR PAMは、一般に弱い活性を示しており、広範囲の非特異的効果を有し、またはα7NNRが豊富に発現される中枢神経系への限定されたアクセスを達成することができるにすぎない。さらに、公知のイミノチアゾリン化合物は除草活性を示す(例えば、US5,312,798;US5,244,863;US6,165,943;WO01/10853;WO98/42703;EP0446802を参照のこと)が、NNR PAM活性を示すとは報告されていない。] [0018] 米国特許第7,160,876号明細書 米国特許第5,312,798号明細書 米国特許第5,244,863号明細書 米国特許第6,165,943号明細書 国際公開第01/10853号 国際公開第98/42703号 欧州特許出願公開第0446802号明細書] 先行技術 [0019] Vincler,M.,et al.,Exp.Opin.Ther.Targets,2007,11(7):891−897 Paterson,D.,et al.,Prog.Neurobiol.2000,61:75−111 Hogg,R.C.,et al.,Rev.Physiol.,Biochem.Pharmacol.,2003,147:1−46 Gotti,C.,et al.,Prog.Neurobiol.,2004,74:363−396 Broad,L.M.,et al.,Drugs of the Future,2007,32(2):161−170 Couturier,S.,et al.,Neuron 1990;5:847−56 Alkondon,M.,et al.,Prog.Brain Res.,2004;145:109−20 Dajas−Bailador,et al.,TrendsPharmacol.Sci.,2004;25:317−24 Keller,J.J.,et al.,Behav. Brain Res.,2005,162:143−52 Gundish,D.,Expert Opin.Ther.Patents,2005,15(9):1221−1239 De Luca,V.,et al.,Acta Psychiatr.Scand.,2006,114:211−5 Martin,L.F.,et al.,Psychopharmacology(Berl),2004,174:54−64 Romanelli,M.N.,et al.,Exp.Opin.Ther.Patents,2007,17(11):1365−1377 D’Andrea,M.R.,et al.,Curr.Pharm.Des.,2006,12:677−84 Gotti,C.,et al.,Curr.Pharm.Des,2006,12:407−428 Balbani,A.P.S.,et al.,Exp.Opin.Ther.Patents,2003,13(7):287−297 Gurwitz,D.,Exp.Opin.Invest.Drugs,1999,8(6):747−760 Vincler,M.,Exp.Opin.Invest.Drugs,2005,14(10):1191−1198 Bunnelle,W.H.,et al.,Exp.Opin.Ther.Patents,2003,13(7):1003−1021 Decker,M.W.,et al.,Exp.Opin.Invest.Drugs,2001,10(10):1819−1830 Hajos,M.,et al.,J.Pharmacol.Exp.Ther,2005,312:1213−22 Pichat,P.,et al.,(2004)SSR180711A,Society for Neuroscience Abstract number 583.3 Van Kampen,M.,et al.,Psychopharmacology(Berl)2004,172:375−83 Hunter,B.E.,et al.,Neurosci.Lett.,1994,168:130−4 Albuquerque,E.X.,et al.,Alzheimer Dis.Assoc.Disord.2001,15 Suppl 1:S19−25 Faghih,R.,et al.,Recent Patents onCNSDrug Discovery,2007,2(2):99−106 Hevers,W.,et al.,MoI.Neurobiol.,1998,18:35−86 Hurst,R.S.,et al.,J.Neurosci.,2005,25:4396−4405] 発明が解決しようとする課題 [0020] 従って、α7NNR関連の病態を治療または予防するNNRの新たなPAM化合物および組成物を同定および提供することが有益である。さらに、このような化合物がα7NNRを選択的に調節することにより、神経型ニコチン性受容体を標的とする化合物に関連する有害効果を低減しながら、治療効能の改善を提供できれば特に有益である。] [0021] 従って、本発明は、NNRのPAMである新規チアゾリリジン尿素およびアミド誘導体、ならびに組成物、この調製方法ならびにこの使用を開示する。] 課題を解決するための手段 [0022] (発明の要旨) 一実施形態は、式(I)の化合物または医薬的に許容されるこの塩、エステル、アミドもしくはプロドラッグ:] [0023] [式中、 R1は、水素、メチル、フェニル、ピラゾリルまたはヒドロキシルであり; R2は、水素、アルキル、アルケニル、=CH2または=CHRcであり、ここで、アルキル基およびアルケニル基は、アルコキシカルボニル、アルキルカルボニルオキシ、アリール、アリールオキシ、アリールアルコキシ、カルボキシ、シアノ、シクロアルキル、ハロアルコキシ、ヘテロアリール、複素環、ヒドロキシル、ニトロおよびRdReN−からなる群から独立して選択される0、1、2または3個の置換基で置換されており、ここで、R2により表される基は、ハロおよびアルコキシから選択される0、1または2個の基でさらに置換されていてよく; Rcは、アルキルまたはハロであり; RdおよびReは、それぞれ独立して、水素、アルキル、アルコキシアルキル、アリール、アリールアルキル、シアノアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、複素環または複素環アルキルであり; R3は、置換されていてもよいアリール、ヘテロアリールまたは−G1−L−G2であり; G1は、アリールまたはヘテロアリールであり; G2は、アリール、シクロアルキル、ヘテロアリールまたは複素環であり; Lは、結合、O、アルキレンまたは−O−アルキレン−であり; R4は、置換されていてもよいアルキル、シクロアルキル、ヘテロアリール、複素環または−NR5R6であり;ここで、R5およびR6は、独立して、水素、アルキル、(NRiRj)アルキル、アルキニル、アリール、複素環アルキル、シクロアルキルアルキル、シアノアルキル、シクロアルキル、アルコキシアルキル、アリールアルキルまたはヘテロアリールアルキルであり;ならびに aは、単結合または二重結合であり; ただし、R1がヒドロキシルである場合またはR2が環外二重結合を介してチアゾール環に結合している基である場合、aは単結合であり;ならびに ただし、aが二重結合であり、R1が水素であり、R2がメチルであり、R3が3−ハロアルキル、3−ハロ、3−ハロアルコキシ、2,5−ジハロ、2,3−ジハロ、3,4−ジハロまたは3,5−ジハロで置換されているフェニルである場合、R4は複素環である。]に関する。] [0024] 別の実施形態は、式(I)の化合物を使用する方法に関する。] [0025] 別の実施形態は、式(II)のN−1,3−チアゾール−2−イルアミド] [0026] [式中、R1およびR4は、式(I)に上記定義の通りであり、R2は、水素、アルキルおよびアルケニルであり、ここで、アルキル基およびアルケニル基は、アルコキシカルボニル、アルキルカルボニルオキシ、アリール、アリールオキシ、アリールアルコキシ、カルボキシ、シアノ、シクロアルキル、ハロアルコキシ、ヘテロアリール、複素環、ヒドロキシル、ニトロおよびRdReN−からなる群から独立して選択される0個、1個、2個または3個の置換基で置換されており、ここで、R2により表される基は、ハロおよびアルコキシから選択される0、1または2個の基でさらに置換されていてよい。]から式(I)の化合物を製造する方法に関する。] [0027] 別の実施形態は、式(I)の化合物または式(I)の化合物の治療有効組成物を使用してNNRにより調整される病態および障害を治療する方法を対象とする。] [0028] 別の実施形態は、式(I)の化合物の治療有効量を投与することを含む、α7ニコチン性アセチルコリン受容体により調節される障害または病態の治療が必要である患者においてα7ニコチン性アセチルコリン受容体により調節される障害または病態を治療する方法を対象とする。] [0029] 別の実施形態は、式(I)の化合物の同位体標識体を、内因性α7NNRを発現する細胞または組換えα7NNRを発現する細胞と相互作用させること、およびこのような細胞に対するこのような化合物の同位体標識体の影響を計測することを含む、α7NNR活性に関連する病態または障害を評価または診断する方法に関する。] [0030] 種々の態様はまた、新規α7NNRアゴニストまたはα7NNRのPAMを同定する目的のため、天然α7NNR受容体を発現する細胞または組織を使用する、ハイスループットフォーマットなどの細胞ベースアッセイにおいて、NNR機能に関連する疾患または病態を治療もしくは予防する、または治療および予防する他の有用な標的化合物を同定するための、NNRリガンド、特にPAM化合物の使用を記載する。] 図面の簡単な説明 [0031] PAM(実施例18)の増加濃度の存在下でアセチルコリン(ACh)の固定濃度に対する応答を計測した濃度応答曲線のグラフ表示である。ACh単独により誘起される応答を100%とみなし、この値を超える増強を試験モジュレーター濃度(X軸に示す)の関数としてY軸上で座標を決定する。 蛍光応答をモジュレーター濃度のlogの関数として計測した濃度応答曲線のグラフ表示である。データは、IMR−32などのα7NNRを天然に発現する細胞内でα7NNRアゴニストの固定濃度の存在下でPAM(実施例18)の影響のアッセイにより得た。Y軸は蛍光の正規化した変化を示し、X軸はアロステリックモジュレーターの増加濃度を表す。 PAMの濃度のlogの関数として表した細胞外受容体キナーゼ(ERK)のリン酸化のグラフ表示である。データは、α7NNRを天然に発現する細胞、例えばPC−12細胞内で選択的α7NNRアゴニストの固定濃度の存在下で実施例18の化合物のアッセイにより得た。Y軸はホスホ−ERK1/2と総ERKとの比の正規化した変化を示し、X軸はモジュレーターの増加濃度を表す。] [0032] (発明の詳細な記述) 用語の定義 本明細書に使用されるある種の用語は、以下に詳細に説明する下記の定義を意味するものとする。] [0033] 「アシル」という用語は、本明細書に定義のカルボニル基を介して親分子部分に結合している本明細書に定義のアルキル基を意味する。アシルの代表例は、限定されるものではないが、アセチル、1−オキソプロピル、2,2−ジメチル−1−オキソプロピル、1−オキソブチルおよび1−オキソペンチルを含む。] [0034] 「アシルオキシ」という用語は、酸素原子を介して親分子部分に結合している本明細書に定義のアシル基を意味する。アシルオキシの代表例は、限定されるものではないが、アセチルオキシ、プロピオニルオキシおよびイソブチリルオキシを含む。] [0035] 「アルケニル」という用語は、2から10個の炭素を含有し、2個の水素の除去により形成された少なくとも1個の炭素−炭素二重結合を含有する直鎖または分枝鎖の炭化水素を意味する。アルケニルの代表例は、限定されるものではないが、エテニル、2−プロペニル、2−メチル−2−プロペニル、3−ブテニル、4−ペンテニル、5−ヘキセニル、2−ヘプテニル、2−メチル−1−ヘプテニルおよび3−デセニルを含む。] [0036] 「アルコキシ」という用語は、酸素原子を介して親分子部分に結合している本明細書に定義のアルキル基を意味する。アルコキシの代表例は、限定されるものではないが、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、2−プロポキシ、ブトキシ、tert−ブトキシ、ペンチルオキシおよびヘキシルオキシを含む。] [0037] 「アルコキシアルコキシ」という用語は、本明細書に定義の別のアルコキシ基を介して親分子部分に結合している本明細書に定義のアルコキシ基を意味する。アルコキシアルコキシの代表例は、限定されるものではないが、tert−ブトキシメトキシ、2−エトキシエトキシ、2−メトキシエトキシおよびメトキシメトキシを含む。] [0038] 「アルコキシアルキル」という用語は、本明細書に定義のアルキル基を介して親分子部分に結合している本明細書に定義のアルコキシ基を意味する。アルコキシアルキルの代表例は、限定されるものではないが、tert−ブトキシメチル、2−エトキシエチル、2−メトキシエチルおよびメトキシメチルを含む。] [0039] 「アルコキシカルボニル」という用語は、本明細書に定義の−C(O)−により表されるカルボニル基を介して親分子部分に結合している本明細書に定義のアルコキシ基を意味する。アルコキシカルボニルの代表例は、限定されるものではないが、メトキシカルボニル、エトキシカルボニルおよびtert−ブトキシカルボニルを含む。] [0040] 「アルコキシスルホニル」という用語は、本明細書に定義のスルホニル基を介して親分子部分に結合している本明細書に定義のアルコキシ基を意味する。アルコキシスルホニルの代表例は、限定されるものではないが、メトキシスルホニル、エトキシスルホニルおよびプロポキシスルホニルを含む。] [0041] 「アルキル」という用語は、1から6個の炭素原子を含有する直鎖または分枝鎖の炭化水素を意味する。アルキルの代表例は、限定されるものではないが、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、sec−ブチル、イソブチル、tert−ブチル、n−ペンチル、イソペンチル、ネオペンチルおよびn−ヘキシルを含む。] [0042] 「アルキルカルボニル」という用語は、本明細書に定義のカルボニル基を介して親分子部分に結合している本明細書に定義のアルキル基を意味する。アルキルカルボニルの代表例は、限定されるものではないが、アセチル、1−オキソプロピル、2,2−ジメチル−1−オキソプロピル、1−オキソブチルおよび1−オキソペンチルを含む。] [0043] 「アルキルカルボニルオキシ」という用語は、酸素原子を介して親分子部分に結合している本明細書に定義のアルキルカルボニル基を意味する。アルキルカルボニルオキシの代表例は、限定されるものではないが、アセチルオキシ、エチルカルボニルオキシおよびtert−ブチルカルボニルオキシを含む。] [0044] 「アルキレン」という用語は、1から10個の炭素原子の直鎖または分枝鎖の炭化水素から誘導された二価の基を意味する。アルキレンの代表例は、限定されるものではないが、 −CH2−、−CH(CH3)−、−C(CH3)2−、−CH2CH2−、−CH2CH2CH2−、−CH2CH2CH2CH2−および−CH2CH(CH3)CH2−を含む。] [0045] 「−O−アルキレン−」という用語は、1から10個の炭素原子の直鎖または分枝鎖の炭化水素に結合している酸素原子から誘導された二価の基を意味する。二価の「−O−アルキレン−」基の一方の結合点は酸素であり、他方の結合点は直鎖または分枝鎖の炭化水素上の炭素である。アルキレンの代表例は、限定されるものではないが、−O−CH2−、−O−CH(CH3)−、−O−C(CH3)2−、−O−CH2CH2−、−O−CH2CH2CH2−、−O−CH2CH2CH2CH2−および−O−CH2CH(CH3)CH2−を含む。] [0046] 「アルキルスルホニル」という用語は、本明細書に定義のスルホニル基を介して親分子部分に結合している本明細書に定義のアルキル基を意味する。アルキルスルホニルの代表例は、限定されるものではないが、メチルスルホニルおよびエチルスルホニルを含む。] [0047] 「アルキニル」という用語は、2から10個の炭素原子を含有し、少なくとも1個の炭素−炭素三重結合を含有する直鎖または分枝鎖の炭化水素基を意味する。アルキニルの代表例は、限定されるものではないが、アセチレニル、1−プロピニル、2−プロピニル、3−ブチニル、2−ペンチニルおよび1−ブチニルを含む。] [0048] 「アリール」という用語は、単環式または二環式芳香族環系を意味する。アリールの代表例は、限定されるものではないが、フェニルおよびナフチルを含む。二環系は、シクロアルキル環に縮合しているフェニル環系によっても例示される。二環式シクロアルキルは、フェニル環内に含有される任意の炭素原子を介して親分子部分に連結している。二環系の代表例は、限定されるものではないが、1,2,3,4−テトラヒドロナフタレニルおよびインダニルを含む。本発明のアリール基は、アシル、アシルオキシ、アルケニル、アルコキシ、アルコキシアルコキシ、アルコキシアルキル、アルコキシカルボニル、アルコキシスルホニル、アルキル、アルキルカルボニル、アルキルスルホニル、アルキニル、カルボキシ、シアノ、シアノアルキル、シクロアルキル、ホルミル、ハロアルコキシ、ハロアルキル、ハロ、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、メルカプト、モルホリニル、ニトロ、チオアルコキシ、−NRiRj、(NRiRj)アルキル、(NRiRj)アルコキシ、(NRiRj)カルボニル、(NRiRj)スルホニル、−OCH2CH=CH2、−OC6H5およびピリジルから独立して選択される0、1、2、3、4または5個の置換基で置換されており、ここで、RiおよびRjは本明細書に定義の通りである。] [0049] 「アリールアルコキシ」という用語は、本明細書に定義のアルコキシ基を介して親分子部分に結合している本明細書に定義のアリール基を意味する。アリールアルコキシの代表例は、限定されるものではないが、2−フェニルエトキシ、3−ナフト−2−イルプロポキシおよび5−フェニルペンチルオキシを含む。] [0050] 「アリールアルキル」という用語は、本明細書に定義のアルキル基を介して親分子部分に結合している本明細書に定義のアリール基を意味する。アリールアルキルの代表例は、限定されるものではないが、ベンジル、2−フェニルエチル、3−フェニルプロピルおよび2−ナフト−2−イルエチルを含む。] [0051] 「アリール(ヒドロキシル)アルキル」という用語は、アルキル部分上で1、2または3個のヒドロキシル基で置換されている本明細書に定義のアリールアルキルを意味し、ここで、各ヒドロキシル基は別個の炭素上の置換基である。1個のヒドロキシル基が好ましい。アリール(ヒドロキシル)アルキルの代表例は、限定されるものではないが、2−ヒドロキシ−1−フェニルエチルを含む。] [0052] 「アリールオキシ」という用語は、酸素原子を介して親分子部分に結合している本明細書に定義のアリール基を意味する。アリールオキシの代表例は、限定されるものではないが、フェノキシ、ナフチルオキシ、3−ブロモフェノキシ、4−クロロフェノキシ、4−メチルフェノキシおよび3,5−ジメトキシフェノキシを含む。] [0053] 「カルボニル」という用語は、−C(O)−基を意味する。] [0054] 「カルボキシ」という用語は、−CO2H基を意味する。] [0055] 「シアノ」という用語は、−CN基を意味する。] [0056] 「シアノアルキル」という用語は、本明細書に定義のアルキレン基を介して親分子部分に結合している本明細書に定義のシアノ基を意味する。シアノアルキルの代表例は、限定されるものではないが、シアノメチル、2−シアノエチルおよび3−シアノプロピルを含む。] [0057] 「シクロアルキル」という用語は、単環系、二環系または三環系を意味する。単環系は、3から8個の炭素原子を含有する飽和環式炭化水素基により例示される。単環系の例は、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプチルおよびシクロオクチルを含む。二環系は、単環の2個の隣接しない炭素原子が1から3個の追加の炭素原子のアルキレン架橋により結合している架橋単環系により例示される。二環系の代表例は、限定されるものではないが、ビシクロ[3.1.1]ヘプタニル、ビシクロ[2.2.1]ヘプタニル、ビシクロ[2.2.2]オクタニル、ビシクロ[3.2.2]ノナニル、ビシクロ[3.3.1]ノナニルおよびビシクロ[4.2.1]ノナニルを含む。二環系は、フェニルまたはヘテロアリール環に縮合している単環系によっても例示される。二環系の代表例は、限定されるものではないが、1,2,3,4−テトラヒドロナフタレニル、インダニルおよび6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[c]ピリジニルを含む。二環式シクロアルキルは、不飽和シクロアルキル環内に含有される任意の炭素原子を介して親分子部分に連結している。三環系は、二環の2個の隣接しない炭素原子が結合または1から3個の炭素原子のアルキレン架橋により結合している二環系により例示される。三環系の代表例は、限定されるものではないが、トリシクロ[3.3.1.03,7]ノナニルおよびトリシクロ[3.3.1.13,7]デカニル(アダマンタニル)を含む。] [0058] 本発明のシクロアルキル基は、アシル、アシルオキシ、アルケニル、アルコキシ、アルコキシアルコキシ、アルコキシアルキル、アルコキシカルボニル、アルコキシスルホニル、アルキル、アルキルスルホニル、アルキニル、アリール、カルボキシ、シアノ、ホルミル、ハロアルコキシ、ハロアルキル、ハロ、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、メルカプト、ニトロ、オキソ、チオアルコキシ、−NRiRj、(NRiRj)アルキル、(NRiRj)アルコキシ、(NRiRj)カルボニルおよび(NRiRj)スルホニルからなる群から選択される1、2、3または4個の置換基で置換されていてもよく、ここで、RiおよびRjは本明細書に定義の通りである。] [0059] 「シクロアルキルアルキル」という用語は、本明細書に定義のアルキル基を介して親分子部分に結合しているシクロアルキル基を意味する。] [0060] 「ホルミル」という用語は、−CHO基を意味する。] [0061] 「ハロ」または「ハロゲン」という用語は、−Cl、−Br、−Iまたは−Fを意味する。] [0062] 「ハロアルコキシ」という用語は、本明細書に定義のアルコキシ基を介して親分子部分に結合している本明細書に定義の少なくとも1個のハロゲンを意味する。ハロアルコキシの代表例は、限定されるものではないが、クロロメトキシ、2−フルオロエトキシ、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシおよびペンタフルオロエトキシを含む。] [0063] 「ハロアルケニル」という用語は、独立して選択されるF、Cl、Brまたは−Iにより水素の1個以上が置き換えられているアルケニルを意味する。] [0064] 「ハロアルキル」という用語は、本明細書に定義のアルキル基を介して親分子部分に結合している本明細書に定義の少なくとも1個のハロゲンを意味する。ハロアルキルの代表例は、限定されるものではないが、クロロメチル、2−フルオロエチル、トリフルオロメチル、ペンタフルオロエチルおよび2−クロロ−3−フルオロペンチルを含む。] [0065] 「ハロアルキニル」という用語は、独立して選択されるF、Cl、Brまたは−Iにより水素の1個以上が置き換えられているアルキニルを意味する。] [0066] 「ヘテロアリール」という用語は、単環式ヘテロアリールまたは二環式ヘテロアリールを意味する。単環式ヘテロアリールは、O、NおよびSからなる群から独立して選択される少なくとも1個のヘテロ原子を含有する5または6員環である。5または6員ヘテロアリールは、ヘテロアリール内に含有される任意の炭素原子または任意の窒素原子を介して親分子部分に連結している。単環式ヘテロアリールの代表例は、限定されるものではないが、フリル、イミダゾリル、イミダゾリウム、イソオキサゾリル、イソチアゾリル、オキサジアゾリル、オキサゾリル、ピリジニル、ピリダジニル、ピリミジニル、ピラジニル、ピラゾリル、ピロリル、テトラゾリル、チアジアゾリル、チアゾリル、チエニル、トリアゾリルおよびトリアジニルを含む。二環式ヘテロアリールは、フェニルに縮合している単環式ヘテロアリール、またはシクロアルキルに縮合している単環式ヘテロアリール、またはシクロアルケニルに縮合している単環式ヘテロアリール、または単環式ヘテロアリールに縮合している単環式ヘテロアリール、または単環式複素環に縮合している単環式ヘテロアリールからなる。二環式ヘテロアリールは、二環式ヘテロアリール内に含有される任意の炭素原子または任意の置換可能な窒素原子を介して親分子部分に連結している。二環式ヘテロアリールの代表例は、限定されるものではないが、ベンゾイミダゾリル、ベンゾフラニル、ベンゾチアゾリル、ベンゾチエニル、ベンゾオキサジアゾリル、シンノリニル、ジヒドロ−1−オキソ−1H−インデニル、ジヒドロキノリニル、ジヒドロイソキノリニル、フロピリジニル、インダゾリル、インドリル、イソキノリニル、ナフチリジニル、ピリド[3,2−b]ピラジニル、ピリド[2,3−b]ピラジニル、キノリニル、キノキサリニル、テトラヒドロキノリニル、チエノピリジニルおよびトリアゾロピリジニルを含む。] [0067] 本発明のヘテロアリール基は、アシル、アシルオキシ、アルケニル、アルコキシ、アルコキシアルコキシ、アルコキシアルキル、アルコキシカルボニル、アルコキシスルホニル、アルキル、アルキルスルホニル、アルキニル、カルボキシ、シアノ、シクロアルキル、ホルミル、ハロアルコキシ、ハロアルキル、ハロ、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、メルカプト、モルホリニル、ニトロ、チオアルコキシ、−NRiRj、(NRiRj)アルキル、(NRiRj)アルコキシ、(NRiRj)カルボニルおよび(NRiRj)スルホニルから独立して選択される0、1、2、3または4個の置換基で置換されており、ここで、RiおよびRjは本明細書に定義の通りである。] [0068] 「ヘテロアリールアルキル」という用語は、本明細書に定義のアルキル基を介して親分子部分に結合している本明細書に定義のヘテロアリールを意味する。ヘテロアリールアルキルの代表例は、限定されるものではないが、フル−3−イルメチル、1H−イミダゾール−2−イルメチル、1H−イミダゾール−4−イルメチル、ピリジン−2−イルエチル、ピリジン−3−イルエチル、ピリジン−4−イルエチル、1−(ピリジン−4−イル)エチル、ピリジン−3−イルメチル、6−クロロピリジン−3−イルメチル、ピリジン−4−イルメチル、(6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)メチル、(6−(シアノ)ピリジン−3−イル)メチル、(2−(シアノ)ピリジン−4−イル)メチル、(5−(シアノ)ピリジン−2−イル)メチル、(2−(クロロ)ピリジン−4−イル)メチル、ピリミジン−5−イルメチル、2−(ピリミジン−2−イル)プロピル、チエン−2−イルメチルおよびチエン−3−イルメチルを含む。] [0069] 「ヘテロアリール(ヒドロキシル)アルキル」という用語は、アルキル部分上において1、2または3個のヒドロキシル基で置換されている本明細書に定義のヘテロアリールアルキルを意味し、ここで、各ヒドロキシル基は別個の炭素上の置換基である。1個のヒドロキシル基が好ましい。ヘテロアリール(ヒドロキシル)アルキルの代表例は、限定されるものではないが、2−ヒドロキシ−1−ピリド−2−イルエチルを含む。] [0070] 「複素環」または「複素環式」という用語は、単環式複素環または二環式複素環を意味する。単環式複素環は、O、NおよびSからなる群から独立して選択される少なくとも1個のヘテロ原子を含有する3、4、5、6または7員環である。単環式複素環は、単環式複素環内に含有される任意の炭素原子または任意の窒素原子を介して親分子部分に連結している。単環式複素環の代表例は、限定されるものではないが、アゼチジニル、アゼパニル、アジリジニル、ジアゼパニル、2,5−ジヒドロ−1H−ピロリル、2,3−ジヒドロチアゾリル、1,3−ジオキサニル、1,3−ジオキソラニル、1,3−ジチオラニル、1,3−ジチアニル、イミダゾリニル、イミダゾリジニル、イソチアゾリニル、イソチアゾリジニル、イソオキサゾリニル、イソオキサゾリジニル、モルホリニル、オキサジアゾリニル、オキサジアゾリジニル、オキサゾリニル、オキサゾリジニル、ピペラジニル、ピペリジニル、ピラニル、ピラゾリニル、ピラゾリジニル、ピロリニル、ピロリジニル、テトラヒドロフラニル、テトラヒドロチエニル、チアジアゾリニル、チアジアゾリジニル、チアゾリニル、チアゾリジニル、チオモルホリニル、1,1−ジオキシドチオモルホリニル(チオモルホリンスルホン)、チオピラニルおよびトリチアニルを含む。二環式複素環は、フェニル基に縮合している単環式複素環、またはシクロアルキルに縮合している単環式複素環、またはシクロアルケニルに縮合している単環式複素環、または単環式複素環に縮合している単環式複素環である。二環式複素環は、二環式複素環内に含有される任意の炭素原子または任意の窒素原子を介して親分子部分に連結している。二環式複素環の代表例は、限定されるものではないが、1,3−ベンゾジチオリル、4H−ベンゾ[d][1,3]ジオキシニル、ビシクロ[2,2,1]ジアザヘプタニル、3,6−ジアザビシクロ[3.2.0]ヘプタニル、2,5−ジアザビシクロ[2.2.1]ヘプタニル、2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラニル、2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエニル、2,3−ジヒドロ−1H−インドリル、ヘキサヒドロピロロ[3,4−c]ピロリル、インドリニル、オクタヒドロピロロ[3,4−c]ピロリル、オクタヒドロ−1H−ピロロ[3,4−b]ピリジニルおよび1,2,3,4−テトラヒドロキノリニルを含み;ただし、2,3−ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシニルおよびベンゾ[d][1,3]ジオキソリル誘導体は除外される。] [0071] 本発明の複素環は、アシル、アシルオキシ、アルケニル、アルコキシ、アルコキシアルコキシ、アルコキシアルキル、アルコキシカルボニル、アルコキシスルホニル、アルキル、アルキルカルボニル、アルキルスルホニル、アルキニル、ベンジル、カルボキシ、シアノ、シクロアルキル、ホルミル、ハロアルコキシ、ハロアルキル、ハロ、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、メルカプト、モルホリニル、ニトロ、フェニル、ピリジニル、ピリミジニル、チオアルコキシ、−NRiRj、(NRiRj)アルキル、(NRiRj)アルコキシ、(NRiRj)カルボニルおよび(NRiRj)スルホニルからなる群から独立して選択される1、2、3または4個の置換基で置換されていてもよく、ここで、RiおよびRjは本明細書に定義の通りである。] [0072] 「複素環アルキル」という用語は、本明細書に定義のアルキル基を介して親分子部分に結合している複素環基を意味する。] [0073] 「ヒドロキシ」または「ヒドロキシル」という用語は、−OH基を意味する。] [0074] 「ヒドロキシアルキル」という用語は、本明細書に定義のアルキル基を介して親分子部分に結合している本明細書に定義の少なくとも1個のヒドロキシ基を意味する。ヒドロキシアルキルの代表例は、限定されるものではないが、ヒドロキシメチル、2−ヒドロキシエチル、3−ヒドロキシプロピル、2,3−ジヒドロキシペンチルおよび2−エチル−4−ヒドロキシヘプチルを含む。] [0075] 「メルカプト」という用語は、−SH基を意味する。] [0076] 「ニトロ」という用語は、−NO2基を意味する。] [0077] 「−NRiRj」という用語は、窒素原子を介して親分子部分に結合している2個の基RiおよびRjを意味する。RiおよびRjは、それぞれ独立して、水素、アルコキシアルキル、アルコキシカルボニル、アルキル、アルキルカルボニルまたはホルミルである。さらに、RiおよびRjは、これらが結合している窒素原子と一緒になって、4、5、6または7員複素環を形成していてよい。−NRiRjの代表例は、限定されるものではないが、アミノ、メチルアミノ、アセチルアミノおよびアセチル(メチル)アミノを含む。] [0078] 「(NRiRj)アルキル」という用語は、本明細書に定義のアルキル基を介して親分子部分に結合している本明細書に定義の−NRiRj基を意味する。(NRiRj)アルキルの代表例は、限定されるものではないが、(アミノ)メチル、(ジメチルアミノ)メチルおよび(エチルアミノ)メチルを含む。] [0079] 「(NRiRj)アルコキシ」という用語は、本明細書に定義のアルコキシ基を介して親分子部分に結合している本明細書に定義の−NRiRj基を意味する。(NRiRj)アルコキシの代表例は、限定されるものではないが、(アミノ)プロポキシ、(ジメチルアミノ)ブトキシおよび(ジエチルアミノ)エトキシを含む。] [0080] 「(NRiRj)カルボニル」という用語は、本明細書に定義のカルボニル基を介して親分子部分に結合している本明細書に定義の−NRiRj基を意味する。(NRiRj)カルボニルの代表例は、限定されるものではないが、アミノカルボニル、(メチルアミノ)カルボニル、(ジメチルアミノ)カルボニルおよび(エチルメチルアミノ)カルボニルを含む。] [0081] 「(NRiRj)スルホニル」という用語は、本明細書に定義のスルホニル基を介して親分子部分に結合している本明細書に定義の−NRiRj基を意味する。(NRiRj)スルホニルの代表例は、限定されるものではないが、アミノスルホニル、(メチルアミノ)スルホニル、(ジメチルアミノ)スルホニルおよび(エチルメチルアミノ)スルホニルを含む。] [0082] 「オキソ」という用語は、=O部分を意味する。] [0083] 「ポジティブアロステリックモジュレーター(PAM)」という用語は、内因性リガンド、例えば、限定されるものではないが、AChまたは外因的に投与されるアゴニストの活性を向上させる化合物を意味する。] [0084] 「医薬的に許容される塩」または「塩」という用語は、適切な医学的判断の範囲内で、過度の毒性、刺激、アレルギー応答などを示さず、ヒトおよび下等動物の組織と接触させて使用するのに好適であり、妥当なベネフィット/リスク比に相応する塩を意味する。医薬的に許容される塩は、当分野において公知である。塩は、本発明の化合物の最終単離および精製時に現場で、または遊離塩基官能基を好適な有機酸と反応させることにより別個に調製することができる。代表的な酸付加塩は、限定されるものではないが、酢酸塩、アジピン酸塩、アルギン酸塩、クエン酸塩、アスパラギン酸塩、安息香酸塩、ベンゼンスルホン酸塩、重硫酸塩、酪酸塩、カンファー酸塩、カンファースルホン酸塩、ジグルコン酸塩、グリセロリン酸塩、ヘミ硫酸塩、ヘプタン酸塩、ヘキサン酸塩、フマル酸塩、塩酸塩、臭化水素酸塩、ヨウ化水素酸塩、2−ヒドロキシエタンスルホン酸塩(イセチオン酸塩)、乳酸塩、マレイン酸塩、メタンスルホン酸塩、ニコチン酸塩、2−ナフタレンスルホン酸塩、シュウ酸塩、パモ酸塩、ペクチン酸塩、過硫酸塩、3−フェニルプロピオン酸塩、ピクリン酸塩、ピバリン酸、プロピオン酸塩、コハク酸塩、酒石酸塩、チオシアン酸塩、リン酸塩、グルタミン酸塩、重炭酸塩、p−トルエンスルホン酸塩およびウンデカン酸塩を含む。さらに、塩基性窒素含有基を、ハロゲン化低級アルキル、例えば、塩化、臭化およびヨウ化メチル、エチル、プロピルおよびブチル;硫酸ジアルキル、例えば、硫酸ジメチル、ジエチル、ジブチルおよびジアミル;長鎖ハロゲン化物、例えば、塩化、臭化およびヨウ化デシル、ラウリル、ミリスチルおよびステアリル;ハロゲン化アリールアルキル、例えば、臭化ベンジルおよび臭化フェネチルなどのような薬剤により第四級化することができる。この第四級化により、水溶性もしくは油溶性または分散性の生成物が得られる。] [0085] 医薬的に許容される酸付加塩を形成するために使用することができる酸の例は、塩酸、臭化水素酸、硫酸およびリン酸のような無機酸ならびにシュウ酸、マレイン酸、コハク酸およびクエン酸のような有機酸を含む。塩基付加塩は、カルボン酸含有部分を、好適な塩基、例えば、医薬的に許容される金属カチオンの水酸化物、炭酸塩もしくは重炭酸塩と、またはアンモニアもしくは有機第一級、第二級もしくは第三級アミンと反応させることにより、本発明の化合物の最終単離および精製時に現場で調製することができる。医薬的に許容される塩は、限定されるものではないが、アルカリ金属またはアルカリ土類金属、例えば、リチウム、ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウムおよびアルミニウム塩などをベースとするカチオン、ならびにアンモニウム、テトラメチルアンモニウム、テトラエチルアンモニウム、メチルアンモニウム、ジメチルアンモニウム、トリメチルアンモニウム、トリエチルアンモニウム、ジエチルアンモニウム、エチルアンモニウムなどを含む無毒性の第四級アンモニアおよびアミンカチオンを含む。塩基付加塩の形成に有用な他の代表的な有機アミンは、エチレンジアミン、エタノールアミン、ジエタノールアミン、ピペリジンおよびピペラジンを含む。] [0086] 「医薬的に許容されるエステル」または「エステル」という用語は、インビボで加水分解する本発明の化合物のエステルを意味し、ヒト体内で容易に分解して親化合物またはこの塩を生じるものを含む。本発明の医薬的に許容される無毒性エステルの例は、C1−C6アルキルエステルおよびC5−C7シクロアルキルエステルを含むが、C1−C4アルキルエステルが好ましい。式(I)の化合物のエステルは、慣用の方法により調製することができる。医薬的に許容されるエステルは、ヒドロキシ基を含有する化合物を酸、例えば塩酸およびアルキルカルボン酸、例えば酢酸と、または酸およびアリールカルボン酸、例えば安息香酸と反応させることによりヒドロキシ基上に結合させることができる。カルボン酸基を含有する化合物の場合、医薬的に許容されるエステルは、カルボン酸基を含有する化合物から、この化合物を塩基、例えばトリエチルアミンおよびハロゲン化アルキル、例えばヨウ化メチル、ヨウ化ベンジル、ヨウ化シクロペンチルまたはアルキルトリフラートと反応させることにより調製される。医薬的に許容されるエステルは、化合物を酸、例えば塩酸およびアルコール、例えば、エタノールまたはメタノールと反応させることにより調製することもできる。] [0087] 「医薬的に許容されるアミド」または「アミド」という用語は、アンモニア、第一級C1−C6アルキルアミンおよび第二級C1−C6ジアルキルアミンから誘導された本発明の無毒性アミドを意味する。第二級アミンの場合、アミンは1個の窒素原子を含有する5員または6員複素環の形態であってもよい。アンモニアから誘導されたアミド、C1−C3アルキル第一級アミドおよびC1−C2ジアルキル第二級アミドが好ましい。式(I)の化合物のアミドは、慣用の方法により調製することができる。医薬的に許容されるアミドは、第一級または第二級アミン基を含有する化合物から、このアミノ基を含有する化合物をアルキル無水物(alkyl anhydride)、アリール無水物(aryl anhydride)、ハロゲン化アシルまたはハロゲン化アロイルと反応させることにより調製することができる。カルボン酸基を含有する化合物の場合、医薬的に許容されるアミドは、カルボン酸基を含有する化合物から、この化合物を塩基、例えばトリエチルアミン、脱水剤、例えば、ジシクロヘキシルカルボジイミドまたはカルボニルジイミダゾールおよびアルキルアミンまたはジアルキルアミン、例えばメチルアミン、ジエチルアミンもしくはピペリジンと反応させることにより調製される。医薬的に許容されるアミドは、モレキュラーシーブスを添加するなどの脱水条件下で、第一級または第二級アミン基を含有する化合物を酸、例えば硫酸およびアルキルカルボン酸、例えば酢酸と、または酸およびアリールカルボン酸、例えば安息香酸と反応させることにより調製することもできる。本組成物は、本発明の化合物を医薬的に許容されるプロドラッグの形態で含有することができる。] [0088] 本明細書に使用される「医薬的に許容されるプロドラッグ」または「プロドラッグ」という用語は、適切な医学的判断の範囲内で、過度の毒性、刺激、アレルギー応答などを示さず、ヒトおよび下等動物の組織と接触させて使用するに好適であり、妥当なベネフィット/リスク比に相応し、これらの使用目的に有効である本発明の化合物のプロドラッグを表す。本発明のプロドラッグは、例えば血液中の加水分解により式(I)の親化合物にインビボで急速に転換され得る。詳細な考察は、T.Higuchi and V.Stella,Pro−drugs as Novel Delivery Systems,V.14 of the A.C.S.Symposium SeriesおよびEdward B.Roche,ed.,Bioreversible Carriers in Drug Design,American Pharmaceutical Association and Pergamon Press(1987)に提供されている。] [0089] 本明細書に使用される「医薬的に許容される担体」または「担体」という用語は、任意のタイプの無毒性で不活性な固体、半固体または液体の充填剤、希釈剤、封入材料または製剤助剤を意味する。医薬的に許容される担体として機能することができる材料の数例は、糖、例えば、ラクトース、グルコールおよびスクロース;デンプン、例えば、トウモロコシデンプンおよびジャガイモデンプン;セルロースおよびこの誘導体、例えば、カルボキシメチルセルロースナトリウム、エチルセルロースおよび酢酸セルロース;粉末トラガカント;麦芽;ゼラチン;タルク;カカオ脂および坐剤ワックス;油、例えば、落花生油、綿実油、紅花油、ゴマ油、オリーブ油、トウモロコシ油および大豆油;グリコール;例えばプロピレングリコール;エステル、例えば、オレイン酸エチルおよびラウリン酸エチル;寒天;緩衝剤、例えば、水酸化マグネシウムおよび水酸化アルミニウム;アルギン酸;パイロジェンフリー水;等張生理食塩水;Ringer液;エチルアルコールおよびリン酸緩衝液、ならびに他の無毒性の適合性滑沢剤、例えば、ラウリル硫酸ナトリウムおよびステアリン酸マグネシウムならびに着色剤、離型剤、コーティング剤、甘味剤、香味剤および芳香剤であり、製剤分野の当業者の判断により保存剤および酸化防止剤が組成物中に存在してもよい。] [0090] 「スルホニル」という用語は、−S(O)2−基を意味する。] [0091] 化合物の「治療有効量」という表現は、任意の医学的処置に適用可能な妥当なベネフィット/リスク比において障害を治療するのに十分な化合物の量を意味する。しかしながら、化合物および組成物の総1日使用量は、担当医により適切な医学的判断の範囲内で決定されると理解される。任意の特定の患者についての具体的な治療有効用量レベルは、治療対象の障害およびこの障害の重症度;使用される具体的な化合物の活性;使用される具体的な組成物;患者の年齢、体重、全身の健康状態、性別および食事;使用される具体的化合物の投与時間、投与経路および排泄速度;治療期間;使用される具体的化合物と組み合わせて、または同時に使用される薬物;ならびに医学の分野において公知の同様の要因を含む種々の要素に依存する。例えば、所望の治療効果を達成するのに要求されるよりも低いレベルで化合物の用量を開始し、所望の効果が達成されるまで投与量を徐々に増加させることは十分に当分野の範囲内である。] [0092] 「チオアルコキシ」という用語は、硫黄原子を介して親分子部分に結合している本明細書に定義のアルキル基を意味する。チオアルコキシの代表例は、限定されるものではないが、メチルチオ、エチルチオおよびプロピルチオを含む。] [0093] 典型的には、受容体の正確なサブユニット組成が不明であることを示すのに星印を使用すること、例えばα3β4*がα3およびβ4タンパク質を他のサブユニットと組み合わせて含有する受容体を示すことは認識され得るが、本明細書に使用されるα7という用語は、正確なサブユニット組成が明確な場合および不明確な場合の両方の場合の受容体を含むものとする。例えば、α7は、ホモマー(α7)5受容体および少なくとも1個のα7サブユニットを含有するNNRを示すα7*受容体を含む。] [0094] 本発明の化合物 一実施形態は、式(I)の化合物または医薬的に許容されるこの塩、エステル、アミドもしくはプロドラッグ:] [0095] [式中、 R1は、水素、メチル、フェニル、ピラゾリルまたはヒドロキシルであり; R2は、水素、アルキル、アルケニル、=CH2または=CHRcであり、ここで、アルキル基およびアルケニル基は、アルコキシカルボニル、アルキルカルボニルオキシ、アリール、アリールオキシ、アリールアルコキシ、カルボキシ、シアノ、シクロアルキル、ハロアルコキシ、ヘテロアリール、複素環、ヒドロキシル、ニトロおよびRdReN−からなる群から独立して選択される0、1、2または3個の置換基で置換されており、ここで、R2により表される基は、ハロおよびアルコキシから選択される0、1または2個の基でさらに置換されていてよく; Rcは、アルキルまたはハロであり; RdおよびReは、それぞれ独立して、水素、アルキル、アルコキシアルキル、アリール、アリールアルキル、シアノアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、複素環または複素環アルキルであり; R3は、置換されていてもよいアリール、ヘテロアリールまたは−G1−L−G2であり; G1は、アリールまたはヘテロアリールであり; G2は、アリール、シクロアルキル、ヘテロアリールまたは複素環であり; Lは、結合、O、アルキレンまたは−O−アルキレン−であり; R4は、置換されていてもよいアルキル、シクロアルキル、ヘテロアリール、複素環または−NR5R6であり;ここで、R5およびR6は、独立して、水素、アルキル、(NRiRj)アルキル、アルキニル、アリール、複素環アルキル、シクロアルキルアルキル、シアノアルキル、シクロアルキル、アルコキシアルキル、アリールアルキルまたはヘテロアリールアルキルであり;ならびに aは、単結合または二重結合であり; ただし、R1がヒドロキシルである場合またはR2が環外二重結合を介してチアゾール環に結合している基である場合、aは単結合である。]に関する。] [0096] 別の実施形態は、さらにaが二重結合であり、R1が水素であり、R2がメチルであり、R3が3−ハロアルキル、3−ハロ、3−ハロアルコキシ、2,5−ジハロ、2,3−ジハロ、3,4−ジハロまたは3,5−ジハロで置換されているフェニルである場合、R4が複素環である、式(I)の化合物に関する。] [0097] 別の実施形態は、R2が水素またはアルキルである、式(I)の化合物である。] [0098] 別の実施形態は、R2が水素またはアルキルであり、ここで、アルキル基が1または2個のアルコキシ、アルキルカルボニル、シアノ、ヘテロアリール、ヒドロキシまたはRdReN−で置換されていてもよい、式(I)の化合物である。] [0099] 別の実施形態は、R4が、アルキル、シクロアルキル、ヘテロアリール、複素環または−NR5R6である、式(I)の化合物である。] [0100] 別の実施形態は、R2がヒドロキシルで置換されているアルキルであり、R4が複素環である、式(I)の化合物である。] [0101] 別の実施形態は、R3が、アリールまたはヘテロアリールである、式(I)の化合物である。] [0102] 別の実施形態は、R1が水素であり、R2がメチルである、式(I)の化合物である。] [0103] 別の実施形態は、R1がメチルであり、R2がメチルである、式(I)の化合物である。] [0104] 別の実施形態は、R3が−G1−L−G2である、式(I)の化合物である。] [0105] 別の実施形態は、R3が−G1−L−G2であり、R4が複素環である、式(I)の化合物である。] [0106] 別の実施形態は、R3が、置換されていてもよいフェニル、ナフチル、イソチアゾリル、チエニル、チアゾリル、ベンゾチエニル、4H−ベンゾ[d][1,3]ジオキシニル、1,3−ベンゾチアゾリル、ピリジニル、トリアゾロピリジニル、ベンゾフラニル、ピリダジニル、ピリミジニル、ピラジニル、キノキサリニル、ジヒドロ−1−オキソ−1H−インデニル、ビフェニル、チエニルフェニル、フェニルチエニル、ピラゾリルフェニル、ピリミジニルフェニル、ピリジニルフェニル、フェニルピラジニル、ピラジニルフェニル、フェニルピリダジニル、ピリダジニルフェニル、ピラジノピリジル、ピリドピラジニルまたはピラゾリルピリジニルである、式(I)の化合物である。] [0107] 別の実施形態は、R4がメチル、t−ブチルまたはシクロブチルである、式(I)の化合物である。] [0108] 別の実施形態は、R4が−NR5R6であり、ここで、R5およびR6が、独立して、水素、または置換されていてもよいメチル、エチル、プロピル、ブチル、ペンチル、プロパルギル、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプチル、アダマンチル、シクロプロピルメチル、シクロペンチルメチル、シアノメチル、シアノエチル、1,3−ジオキサラニルメチル、ベンジル、フェニルエチル、ピリジルメチル、ピリジルエチル、メトキシエチル、メトキシプロピル、ジメチルアミノエチル、ジメチルアミノプロピル、ジエチルアミノエチル、テトラヒドロフリルメチル、フェニル、ピロリジニルプロピル、ピロリジニルメチルもしくはピペラジニルエチル;または置換されていてもよいピペリジン、ピロリジン、インドリン、オクタヒドロピロロピロール、オクタヒドロピロロピリジン、ジアザビシクロ[2,2,l]へプタン、ジアザビシクロ[3,2,0]へプタン、アゼパン、ジアゼパン、モルホリン、チオモルホリン、ピペラジン、ピリジルピペラジン、ピリミジニルピペラジン、ジヒドロピロール、アゼチジン、ベンジルピペリジン、アセチルピペラジン、フェニルピペラジンまたはイミダゾールから選択される複素環である、式(I)の化合物である。] [0109] 具体的な実施形態は、限定されるものではないが、実施例1から516に記載の式(I)の化合物を含む。] [0110] α7NNR PAM活性を示す式(I)の化合物は、限定されるものではないが、以下のものを含む: N’−[(2Z)−3−(4−メトキシフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−N,N−ジメチル尿素; N−[(2Z)−3−[4−(ジフルオロメトキシ)フェニル]−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド; N−[(2Z)−3−[4−(ジフルオロメトキシ)フェニル]−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピペリジン−1−カルボキサミド; N’−[(2Z)−3−[4−(ジフルオロメトキシ)フェニル]−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−N,N−ジエチル尿素 N−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメトキシ)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド; N,N−ジエチル−N’−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメトキシ)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]尿素; N,N−ジメチル−N’−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメトキシ)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]尿素; N−[(2Z)−3−(4−クロロフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド; N−[(2Z)−3−(4−クロロフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピペリジン−1−カルボキサミド; N’−[(2Z)−3−(4−クロロフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−N,N−ジエチル尿素; N’−[(2Z)−3−(4−クロロフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−N−メチル−N−フェニル尿素; N’−[(2Z)−3−(4−クロロフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−N,N−ジメチル尿素; N−[(2Z)−3−(4−フルオロフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド; N−[(2Z)−3−(4−フルオロフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピペリジン−1−カルボキサミド; N,N−ジエチル−N’−[(2Z)−3−(4−フルオロフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]尿素; N’−[(2Z)−3−(4−フルオロフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−N,N−ジメチル尿素; N−[(2Z)−3−(4−フルオロフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]シクロブタンカルボキサミド; N−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド; N,N−ジメチル−N’−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]尿素; 2−メチル−N−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド; (2R)−2−メチル−N−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド; (2S)−2−メチル−N−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド; N−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−2,5−ジヒドロ−1H−ピロール−1−カルボキサミド; N−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]アゼチジン−1−カルボキサミド; N−[(2Z)−5−メチル−3−(2−ナフチル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド; N−[(2Z)−5−メチル−3−(3−メチルイソチアゾール−5−イル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド; N−[(2Z)−3−(4−ブロモフェニル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド; N−(3−フルオロベンジル)−N−メチル−N’−[(2Z)−5−メチル−3−(2−ナフチル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]尿素; (3R)−N−[(2Z)−3−(5−シアノチエン−2−イル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−3−フルオロピロリジン−1−カルボキサミド; N−[(2Z)−5−(ヒドロキシメチル)−3−(2−ナフチル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド; (3R)−3−フルオロ−N−[(2Z)−5−(ヒドロキシメチル)−3−(2−ナフチル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド; (3R)−3−フルオロ−N−[(2Z)−5−(ヒドロキシメチル)−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド; (3R)−3−フルオロ−N−[(2Z)−5−(ヒドロキシメチル)−3−[5−(トリフルオロメチル)チエン−2−イル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド; (3R)−N−[(2Z)−3−(5−クロロチエン−2−イル)−5−(ヒドロキシメチル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−3−フルオロピロリジン−1−カルボキサミド; (3R)−N−[(2Z)−3−(1−ベンゾチエン−5−イル)−5−(ヒドロキシメチル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−3−フルオロピロリジン−1−カルボキサミド; (3R)−3−フルオロ−N−[(2Z)−5−(ヒドロキシメチル)−3−(2,2,4,4−テトラフルオロ−4H−1,3−ベンゾジオキシン−6−イル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド; (3R)−N−[(2Z)−3−(5,6−ジフルオロ−2−ナフチル)−5−(ヒドロキシメチル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−3−フルオロピロリジン−1−カルボキサミド; N−[(2Z)−5−メチル−3−フェニル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド; N−[(2Z)−5−メチル−3−(3−メチルフェニル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド; N−[(2Z)−5−メチル−3−(4−メチルフェニル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド; N−[(2Z)−3−(3−ヒドロキシフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド; N−[(2Z)−3−(4−メトキシフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド; N−[(2Z)−3−(3−フルオロフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド; N−[(2Z)−3−(3−クロロフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド; N−[(2Z)−3−(3−ブロモフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド; N−[(2Z)−3−(3−シアノフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド; N−[(2Z)−3−(4−シアノフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド; N−[(2Z)−3−[4−(ジメチルアミノ)フェニル]−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド; N−[(2Z)−5−メチル−3−[3−(トリフルオロメトキシ)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド; N−[(2Z)−5−メチル−3−(4−フェノキシフェニル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド; N−[(2Z)−3−[4−(ベンジルオキシ)フェニル]−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド; N−[(2Z)−3−(3,4−ジメチルフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド; N−[(2Z)−3−(3,5−ジメチルフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド; N−[(2Z)−3−(3,4−ジクロロフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド; N−[(2Z)−3−(3,5−ジクロロフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド; N−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(メチルチオ)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド; N−[(2Z)−3−(3−メトキシフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド; N−[(2Z)−3−(4−クロロ−3−メチルフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド; N−[(2Z)−3−(4−ベンジルフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド; N−[(2Z)−3−(1−ベンゾチエン−5−イル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド; N−[(2Z)−5−メチル−3−(5−メチルチエン−2−イル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド; N−[(2Z)−5−メチル−3−[6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド; N−[(2Z)−5−メチル−3−[5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド; N−[(2Z)−3−[4−(メチルチオ)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド; N−[(2Z)−3−フェニル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド; N−[(2Z)−3−(3−クロロフェニル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド; N−[(2Z)−3−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド; N−[(2Z)−3−(4−クロロフェニル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド; N−[(2Z)−3−(4−メチルフェニル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド; N−[(2Z)−3−(4−クロロ−3−メチルフェニル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド; N−[(2Z)−3−(3,4−ジクロロフェニル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド; N−[(2Z)−3−(3,4−ジメチルフェニル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド; N−[(2Z)−3−(4−シアノフェニル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド; N−[(2Z)−3−(3−クロロ−4−メチルフェニル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド; N−[(2Z)−3−[4−(ジフルオロメトキシ)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド; N−[(2Z)−3−(3,5−ジクロロフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−2,2−ジメチルプロパンアミド; N−[(2Z)−3−(4−フルオロフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−2,2−ジメチルプロパンアミド; N−[(2Z)−3−(4−クロロフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−2,2−ジメチルプロパンアミド; N−[(2Z)−3−(3,4−ジクロロフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−2,2−ジメチルプロパンアミド; 2,2−ジメチル−N−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]プロパンアミド; N−[(2Z)−3−[6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド; N−[(2Z)−3−[3−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド; N−[(2Z)−3−(6−フルオロ−5−メチルピリジン−3−イル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド; 2,2−ジメチル−N−[(2Z)−5−メチル−3−(5−メチルチエン−2−イル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]プロパンアミド; N−[(2Z)−3−(6−フルオロピリジン−3−イル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−2,2−ジメチルプロパンアミド; 2,2−ジメチル−N−[(2Z)−5−メチル−3−[6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]プロパンアミド; N−[(2Z)−3−[3−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−2,2−ジメチルプロパンアミド; N−[(2Z)−3−(6−フルオロ−5−メチルピリジン−3−イル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−2,2−ジメチルプロパンアミド; N−[(2Z)−3−(2−フルオロピリジン−4−イル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−2,2−ジメチルプロパンアミド; (3R)−N−[(2Z)−3−(3−ブロモフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−3−フルオロピロリジン−1−カルボキサミド; (3R)−N−[(2Z)−3−(4−シアノ−3−メチルフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−3−フルオロピロリジン−1−カルボキサミド; (3R)−3−フルオロ−N−[(2Z)−5−メチル−3−(3−メチルフェニル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド; (3R)−N−[(2Z)−3−(4−ブロモフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−3−フルオロピロリジン−1−カルボキサミド; (3R)−3−フルオロ−N−[(2Z)−5−メチル−3−(4−フェノキシフェニル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド; (3R)−3−フルオロ−N−[(2Z)−5−メチル−3−(4−メチルフェニル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド; (3R)−N−[(2Z)−3−(4−エチルフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−3−フルオロピロリジン−1−カルボキサミド; (3R)−3−フルオロ−N−[(2Z)−3−(3−フルオロフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド; (3R)−3−フルオロ−N−[(2Z)−3−(4−フルオロフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド; (3R)−3−フルオロ−N−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド; (3R)−N−[(2Z)−3−(4−クロロフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−3−フルオロピロリジン−1−カルボキサミド; (3R)−3−フルオロ−N−[(2Z)−3−(4−ヨードフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド; (3R)−N−[(2Z)−3−(3−シアノフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−3−フルオロピロリジン−1−カルボキサミド; (3R)−3−フルオロ−N−[(2Z)−5−メチル−3−(2−ナフチル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド; (3R)−N−[(2Z)−3−(5−ブロモチエン−2−イル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−3−フルオロピロリジン−1−カルボキサミド; (3R)−N−[(2Z)−3−(3,4−ジクロロフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−3−フルオロピロリジン−1−カルボキサミド; (3R)−3−フルオロ−N−[(2Z)−3−(3−ヨードフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド; (3R)−N−[(2Z)−3−(3−クロロ−4−メチルフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−3−フルオロピロリジン−1−カルボキサミド; (3R)−N−[(2Z)−3−(1−ベンゾチエン−5−イル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−3−フルオロピロリジン−1−カルボキサミド; N−[(2Z)−3−(2−ナフチル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド; N−[(2Z)−3−(5−クロロチエン−2−イル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド; N−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]インドリン−1−カルボキサミド; N−エチル−N−メチル−N’−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]尿素; N−メチル−N’−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−N−プロピル尿素; N−(1,3−ジオキソラン−2−イルメチル)−N−メチル−N’−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]尿素; N−メチル−N−(3−メチルブチル)−N’−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]尿素; N−メチル−N’−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−N−プロパ−2−イニル尿素; N,N−ジエチル−N’−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]尿素; N−エチル−N’−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−N−プロピル尿素; N−ブチル−N−エチル−N’−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]尿素; N,N−ジブチル−N’−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]尿素; 2,5−ジメチル−N−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド; 2−メチル−N−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピペリジン−1−カルボキサミド; N−(2−メトキシエチル)−N−メチル−N’−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]尿素; N−ベンジル−N−エチル−N’−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]尿素; N−ベンジル−N−イソプロピル−N’−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]尿素; N−ベンジル−N−ブチル−N’−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]尿素; 4−ベンジル−N−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピペリジン−1−カルボキサミド; N−イソプロピル−N’−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]尿素; N−(sec−ブチル)−N’−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]尿素; N−(1−メチルブチル)−N’−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]尿素; N−(1,1−ジメチルプロピル)−N’−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]尿素; N−(1−エチルプロピル)−N’−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]尿素; N−(2−メトキシ−1−メチルエチル)−N’−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]尿素; N−シクロプロピル−N’−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]尿素; N−シクロブチル−N’−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]尿素; N−シクロペンチル−N’−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]尿素; N−[(2Z)−3−(4−クロロフェニル)−4,5−ジメチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド; N−[(2Z)−4,5−ジメチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド; N−[(2Z)−3−(6−クロロピリジン−3−イル)−4,5−ジメチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド; N−[(2Z)−3−(6−クロロピリジン−3−イル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド; N−[(2Z)−3−(3−メチル−1−ベンゾチエン−5−イル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド; N−メチル−N’−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−N−ペンチル尿素; N−[(2’Z)−5−クロロ−5’−メチル−2,3’−ビ−1,3−チアゾール−2’−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド; N−[(2Z)−3−(4−フルオロフェニル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;および N−[(2Z)−3−(5−メチルチエン−2−イル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド。] [0111] 式(I)の化合物は、不斉中心またはキラル中心が存在する立体異性体として存在することができる。これらの異性体は、キラル要素周囲の置換基の立体配置に応じて「R」または「S」である。本明細書に使用される「R」および「S」という用語は、IUPAC 1974 Recommendations for Section E,Fundamental Stereochemistry,Pure Appl.Chem.,1976,45:13−30に定義の立体配置である。種々の立体異性体およびこれらの混合物が本明細書の範囲内に含まれることは明確である。立体異性体は、エナンチオマーおよびジアステレオマー、ならびにエナンチオマーまたはジアステレオマーの混合物を含む。化合物の個々の立体異性体は、不斉中心またはキラル中心を含有する市販の原料から合成により、またはラセミ混合物の調製に続く当業者に公知の分割により調製することができる。これらの分割方法は、(1)Furniss,Hannaford,Smith,and Tatchell,「Vogel’s Textbook of Practical Organic Chemistry」,5th edition(1989),Longman Scientific & Technical,Essex CM20 2JE,Englandに記載の通り、キラル助剤へのエナンチオマー混合物の付着、得られたジアスレオマー混合物の再結晶もしくはクロマトグラフィーによる分離および助剤からの光学的に純粋な生成物の任意選択の遊離、または(2)キラルクロマトグラフィーカラム上での光学的エナンチオマー混合物の直接分離、または(3)分別再結晶法により例示される。] [0112] 炭素−炭素二重結合および炭素−窒素二重結合の幾何異性体を含む化合物は、本明細書に含まれる。炭素−炭素または炭素−窒素二重結合周囲の置換基は、Z配置またはE配置であると称され、シクロアルキルまたは複素環周囲の置換基は、シス配置またはトランス配置であると称される。本明細書に記載の化合物の全ての幾何異性体およびこれらの混合物は、本明細書の範囲内に包含される。] [0113] アミド、エステルおよびプロドラッグ プロドラッグは、幾つかの同定されている不所望な物理的または生物学的特性を改良するために設計された、活性薬物の薬理学的に不活性な誘導体である。物理的特性は、通常、溶解度(大きすぎる、または十分でない脂質または水溶解度)または関連する安定性である一方、問題の生物学的特性は、これ自体、物理化学的特性に関連し得る急激すぎる代謝または不十分なバイオアベイラビリティを含む。] [0114] プロドラッグは、通常、a)活性薬物のエステル、ヘミエステル、炭酸エステル、硝酸エステル、アミド、ヒドロキサム酸、カルバマート、イミン、Mannich塩基およびエナミンの形成、b)アゾ、グリコシド、ペプチドおよびエーテル官能基による薬物の官能化、c)薬物のポリマー、塩、錯体、ホスホルアミド、アセタール、ヘミアセタールおよびケタール体の使用により調製される。例えば、参照により本明細書に全体として組み込まれるAndrejus Korolkovas’s,「Essentials of Medicinal Chemistry」,pp.97−118を参照のこと。] [0115] エステルは、ヒドロキシル基またはカルボキシ基のいずれかを含有する式(I)の基質から当業者に公知の一般的方法により調製することができる。これらの化合物の典型的反応は、ヘテロ原子の1個を別の原子により置き換える置換であり、例えば:] [0116] である。] [0117] アミドは、アミノ基またはカルボキシ基のいずれかを含有する式(I)の基質から同様の手法において調製することができる。エステルは、アミンまたはアンモニアと反応してアミドを形成することもできる。] [0118] ] [0119] 式(I)の化合物からアミドを製造する別の手段は、カルボン酸およびアミンを一緒に加熱することである。] [0120] ] [0121] プロドラッグ、アミドおよびエステルのための基質である式(I)の種々の実施形態は、限定されるものではないが、実施例35、35A、36、36B、36C、37、38、39、40、41、42、42D、47、152、153、154、155、156、157、158、159、185、159、185、186、282、318、337および338を含む。さらに、限定されるものではないが、実施例164、165、218、219、221、222を含む式(I)の化合物は、アミドおよびエステルの実施例である。] [0122] 本発明の組成物 一実施形態は、式(I)の化合物または医薬的に許容されるこの塩、エステル、アミドもしくはプロドラッグの治療有効量を医薬的に許容される担体と組み合わせて含む医薬組成物を提供する。組成物は、1種以上の無毒性の医薬的に許容される担体と一緒になって製剤された式(I)の化合物を含む。医薬組成物は、固体または液体形態での経口投与、非経口注射または直腸投与向けに製剤することができる。] [0123] 医薬組成物は、ヒトおよび他の哺乳動物に対して、経口投与、直腸投与、非経口投与、大槽内投与、膣内投与、腹腔内投与、局所投与(散剤、軟膏剤または滴剤として)、頬側投与することができ、または経口もしくは点鼻噴霧剤として投与することができる。本明細書に使用される「非経口」という用語は、静脈内、筋肉内、腹腔内、大槽内、皮下および動脈内への注射および注入を含む投与方式を意味する。] [0124] 非経口注射用の医薬組成物は、医薬的に許容される無菌の水性もしくは非水性の液剤、分散剤、懸濁剤または乳剤、ならびに無菌の注射用の液剤または分散液中で再構成する無菌散剤を含む。好適な水系および非水系の担体、希釈剤、溶媒またはビヒクルの例は、水、エタノール、ポリオール(プロピレングリコール、ポリエチレングリコール、グリセロールなど、およびこれらの好適な混合物)、植物油(例えば、オリーブ油)および注射用有機エステル、例えばオレイン酸エチル、またはこれらの好適な混合物を含む。組成物の好適な流動性は、例えば、レシチンなどのコーティングの使用、分散剤の場合には要求される粒径の維持および界面活性剤の使用により維持することができる。] [0125] これらの組成物は、補助剤、例えば、保存剤、湿潤剤、乳化剤および分散化剤を含有することもできる。微生物の活動の防止は、種々の抗細菌剤および抗真菌剤、例えば、パラベン、クロロブタノール、フェノール、ソルビン酸などにより確保することができる。等張性薬剤、例えば、糖、塩化ナトリウムなどを含むことが望ましいこともある。注射用医薬形態の吸収は、吸収遅延薬剤、例えば、モノステアリン酸アルミニウムおよびゼラチンの使用により延長させることができる。] [0126] 場合によっては、薬物の効果を延長させるため、皮下注射または筋肉内注射からの薬物の吸収を遅らせることが望ましいことが多い。この遅延は、低水溶性の結晶性または非晶質材料の液体懸濁液の使用により達成することができる。薬物の吸収速度はこの溶解速度に依存し得、さらに溶解速度は結晶サイズおよび結晶形態に依存し得る。または、非経口投与される薬物形態を、薬物を油ビヒクル中に溶解または懸濁させることにより投与することができる。] [0127] 懸濁剤は、活性化合物の他、懸濁化剤、例えば、エトキシ化イソステアリルアルコール、ポリオキシエチレンソルビトールおよびソルビタンエステル、微結晶性セルロース、アルミニウムメタヒドロキシド、ベントナイト、寒天、トラガカントおよびこれらの混合物を含有することができる。] [0128] 所望により、およびより効果的な分布のため、本化合物を、徐放系または標的送達系、例えば、ポリマーマトリックス、リポソームおよびマイクロスフィア中に取り込むことができる。徐放系または標的送達系は、例えば細菌保持フィルターに通して濾過することにより、または滅菌剤を使用直前に無菌水もしくは何らかの他の無菌注射媒体中に溶解させることができる無菌固体組成物の形態で取り込むことにより滅菌することができる。] [0129] 注射用デポー形態は、生体分解性ポリマー、例えばポリラクチド−ポリグリコリド中に薬物のマイクロカプセル化マトリックスを形成することにより製造される。薬物とポリマーとの比および使用される特定のポリマーの性質に応じて、薬物放出速度を制御することができる。他の生体分解性ポリマーの例は、ポリ(オルトエステル)およびポリ(無水物)を含む。デポー注射製剤は、身体組織と適合性であるリポソームまたはマイクロエマルション中に薬物を捕捉することによっても調製される。] [0130] 注射製剤は、例えば、細菌保持フィルターに通して濾過することにより、または滅菌剤を使用直前に無菌水もしくは何らかの他の無菌注射媒体中に溶解もしくは分散させることができる無菌固体組成物の形態で取り込むことにより滅菌することができる。] [0131] 注射調製物、例えば、無菌注射用の水性または油性懸濁剤は、好適な分散剤または湿潤剤および懸濁化剤を使用して公知技術により製剤することができる。無菌注射調製物は、無毒性で非経口的に許容される希釈剤または溶媒、例えば1,3−ブタンジオール溶液中の無菌注射液剤、懸濁剤または乳剤であってもよい。使用することができる許容されるビヒクルおよび溶媒の中には、水、Ringer液、U.S.P.および等張性塩化ナトリウム溶液がある。さらに、無菌の不揮発性油は、溶媒または懸濁媒体として慣用的に使用される。この目的のため、合成モノグリセリドまたはジグリセリドを含む任意の無刺激の不揮発性油を使用することができる。さらに、オレイン酸などの脂肪酸は、注射剤の調製に使用される。] [0132] 経口投与用の固体剤形は、カプセル剤、錠剤、丸剤、散剤および顆粒剤を含む。このような固体剤形において、1種以上の式(I)の化合物は、少なくとも1種の医薬的に許容される不活性担体、例えばクエン酸ナトリウムまたはリン酸二カルシウムおよび/またはa)充填剤もしくは増量剤、例えばデンプン、ラクトース、スクロース、グルコース、マンニトールおよびサリチル酸;b)結合剤、例えばカルボキシメチルセルロース、アルギン酸塩、ゼラチン、ポリビニルピロリジノン、スクロースおよびアラビアゴム;c)保湿剤、例えばグリセロール;d)崩壊剤、例えば寒天、炭酸カルシウム、ジャガイモまたはタピオカデンプン、アルギン酸、ある種のケイ酸塩および炭酸ナトリウム;e)溶解遅延剤、例えばパラフィン;f)吸収促進剤、例えば第四級アンモニウム化合物;g)湿潤剤、例えばセチルアルコールおよびモノステアリン酸グリセロール;h)吸収剤、例えばカオリンおよびベントナイト粘土;ならびにi)滑沢剤、例えばタルク、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸マグネシウム、固体ポリエチレングリコール、ラウリル硫酸ナトリウムならびにこれらの混合物と混合される。カプセル剤、錠剤および丸剤の場合、剤形は緩衝剤を含んでもよい。] [0133] 同様のタイプの固体組成物は、ラクトースまたは乳糖および高分子量ポリエチレングリコールを使用する軟および硬充填ゼラチンカプセル剤中の充填剤としても使用することもできる。] [0134] 錠剤、糖衣錠剤、カプセル剤、丸剤および顆粒剤の固体剤形は、コーティングおよびシェル、例えば腸溶性コーティングおよび医薬製剤分野において公知の他のコーティングを用いて調製することができる。これらの固体剤形は不透明化剤を場合により含有してよく、活性成分のみを、または活性成分を優先的に、腸管のある一部において遅延形式で放出する組成であってもよい。活性剤の遅延放出に有用な材料の例は、ポリマー性物質およびワックスを含むことができる。] [0135] 直腸または膣投与用組成物は、好ましくは坐剤であり、坐剤は、式(I)の化合物を、周囲温度においては固体であるが体温においては液体であり、従って直腸または膣腔内で溶融し、活性化合物を放出する好適な非刺激性担体、例えばカカオ脂、ポリエチレングリコールまたは坐剤ワックスと混合することにより調製することができる。] [0136] 経口投与用の液体剤形は、医薬的に許容される乳剤、マイクロエマルション、液剤、懸濁剤、シロップ剤およびエリキシル剤を含む。液体剤形は、活性化合物の他、当分野において一般に使用される不活性希釈剤、例えば、水または他の溶媒、可溶化剤および乳化剤、例えば、エチルアルコール、イソプロピルアルコール、炭酸エチル、酢酸エチル、ベンジルアルコール、安息香酸ベンジル、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、ジメチルホルムアミド、油(特に、綿実油、落花生油、トウモロコシ油、胚芽油、オリーブ油、ヒマシ油およびゴマ油)、グリセロール、テトラヒドロフルフリルアルコール、ポリエチレングリコールおよびソルビタンの脂肪酸エステルならびにこれらの混合物などを含有してよい。] [0137] 経口組成物は、不活性希釈剤に加えて、補助剤、例えば、湿潤剤、乳化剤および懸濁化剤、甘味剤、香味剤および芳香剤を含んでもよい。] [0138] 種々の実施形態の化合物の局所または経皮投与用剤形は、軟膏剤、ペースト剤、クリーム剤、ローション剤、ゲル剤、散剤、液剤、噴霧剤、吸入剤または貼付剤を含む。所望化合物は、無菌条件下で、医薬として許容される担体および任意の必要な保存剤または要求され得る緩衝剤と混合される。眼科用製剤、点耳薬、眼軟膏剤、散剤および液剤も本明細書の範囲内であることが企図される。] [0139] 軟膏剤、ペースト剤、クリーム剤およびゲル剤は、種々の実施形態の1種以上の活性化合物の他、動物および植物脂肪、油、ワックス、パラフィン、デンプン、トラガカント、セルロース誘導体、ポリエチレングリコール、シリコーン、ベントナイト、ケイ酸、タルクおよび酸化亜鉛またはこれらの混合物を含有することができる。] [0140] 散剤および噴霧剤は、種々の実施形態の1種以上の化合物の他、ラクトース、タルク、ケイ酸、水酸化アルミニウム、ケイ酸カルシウムおよびポリアミド粉末またはこれらの物質の混合物を含有することができる。噴霧剤は、クロロフルオロ炭化水素などの慣用の噴射剤をさらに含有することができる。] [0141] 化合物および組成物は、リポソームの形態で投与することもできる。当分野において公知の通り、リポソームは、一般にリン脂質または他の脂質物質から誘導される。リポソームは、水性媒体中に分散している単層または多層水和液晶により形成される。リポソームを形成することができる、生理学的に許容される代謝可能な任意の無毒性脂質を使用することができる。リポソーム形態の本組成物は、種々の実施形態の化合物の他、安定剤、保存剤などを含有することができる。好ましい脂質は、別個にまたは一緒に使用される天然および合成リン脂質ならびにホスファチジルコリン(レシチン)である。] [0142] リポソームを形成する方法は、当分野において公知である。例えば、Prescott,Ed.,Methodsin Cell Biology,Volume XIV,Academic Press,New York,N.Y.,(1976),p33以下を参照のこと。] [0143] 化合物の局所投与用剤形は、散剤、噴霧剤、軟膏剤および吸入剤を含む。活性化合物は、無菌条件下で、医薬的に許容される担体および任意の必要な保存剤、緩衝剤または噴射剤と混合される。眼科用製剤、眼軟膏剤、散剤および液剤も本明細書の範囲内であることが企図される。水性液体組成物も特に有用である。] [0144] 化合物および組成物は、無機酸または有機酸から誘導された、医薬的に許容される塩、エステルまたはアミドの形態で使用することができる。] [0145] さらに別の態様は、放射標識体または同位体標識されている医薬組成物に関する。式(I)の化合物の放射標識体または同位体標識体は組成物として提供され、本方法の実施形態に従って投与される。式(I)の化合物の放射標識体または同位体標識体は、医薬剤として使用することでき、またはα7NNRのモジュレーターである他の化合物の発見において有用であり得る。これらの使用において、種々の実施形態の化合物は、重水素またはトリチウムの少なくとも1個の原子を有する。] [0146] 別の実施形態は、化学的に合成され、または式(I)の化合物へのインビボ生体内変化により形成された医薬的に活性な化合物を企図する。種々の実施形態の化合物、組成物および方法は、以下の実施例および参照実施例の参照によってより良好に理解されるが、これらの実施例は本明細書の例示を目的とするものであり、本明細書の範囲を限定するものではない。] [0147] 本発明の方法 本化合物および組成物は、特にアロステリックモジュレーションによるNNRの効果の調節に有用である。このような化合物は、多数のNNR媒介疾患または病態の治療および予防に有用であり得る。] [0148] α7NNRは、学習、記憶および注意の態様を含む認知機能の向上において重要な役割を果たすことが示されている(Levin,E.D.,J.Neurobiol.,2002,53:633−640)。従って、α7リガンドは、例えば、注意欠陥障害、注意欠陥多動障害(ADHD)、アルツハイマー病(AD)、軽度認知障害(MCI)、老年性認知症、AIDS認知症、ピック病、レビー小体関連の認知症およびダウン症候群関連の認知症、ならびに統合失調症関連の認知欠損を含む認知障害の治療に好適である。] [0149] さらに、α7−NNRは、インビトロ(Jonnala,R.B.et al.,J.Neurosci.Res.,2001,66:565−572)およびインビボ(Shimohama,S.,Brain Res.,1998,779:359−363)の両方で、ニコチンの神経保護効果に関与していることが示されている。さらに特定すると、神経変性は、限定されるものではないが、アルツハイマー病、パーキンソン病、筋萎縮性側索硬化症、ハンチントン病、レビー小体に関する認知症を含む幾つかの進行性CNS障害、および外傷性脳損傷から生じるCNS機能減退の基礎をなす。例えば、アルツハイマー病に関連するβ−アミロイドペプチドによるα7NNRの機能障害は、この疾患に関連する認知欠損の発症において重要な要因として意味付けられている(Liu,Q.−S.,et al.,PNAS,2001,98:4734−4739)。α7NNRの活性化は、この神経毒性を遮断することが示されている(Kihara,T.,J.Biol.Chem.,2001,276:13541−13546)。従って、α7活性を向上させる選択的リガンドは、アルツハイマー病および他の神経変性疾患の欠損を抑止することができる。] [0150] 統合失調症は、知覚、認知および情緒の異常を特徴とする複合的疾患である。死後患者において計測されたα7NNR受容体の欠損を含む顕著な証拠により、この疾患におけるα7NNRの関与が示唆されている(Leonard,S.,Eur.J.Pharmacol.,2000,393:237−242)。感覚処理(ゲーティング)の欠損は、統合失調症の顕著な特徴の1つである。これらの欠損は、α7NNRにおいて機能するニコチン性リガンドにより正常化させることができる(Adler,L.E.,Schizophrenia Bull.,1998,24:189−202;Stevens,K.E.,Psychopharmacology,1998,136:320−327)。従って、α7NNRリガンドは、統合失調症の治療における潜在性を示している。] [0151] 本化合物は、認知、神経変性および統合失調症に影響を与える病態または障害の治療および予防において有用である。統合失調症に関連する認知障害は、患者が正常に機能する能力を制限することが多く;一般に利用可能な治療、例えば非定型抗精神病薬による治療によっては十分に治療されない症状である(Rowley,M.,J.Med.Chem.,2001,44:477−501)。このような認知欠損は、特にα7NNR受容体における活性低下を伴うニコチン性コリン作働系の機能不全に関連している(Friedman,J.I..,Biol Psychiatry,2002,51:349−357)。従って、α7NNR受容体の活性化剤は、非定型抗精神病薬により治療されている統合失調症患者における認知機能向上に有用な治療を提供することができる。従って、α7NNRモジュレーターおよび非定型抗精神病薬の組合せは、治療有用性の改善を提供する。好適な非定型抗精神病薬の具体例は、限定されるものではないが、クロザピン、リスペリドン、オランザピン、クエチアピン、ジプラシドン、ゾテピン、イロペリドンなどを含む。従って、本化合物および本組成物を非定型抗精神病薬と組み合わせて投与することもできることが企図される。] [0152] 統合失調症患者における計測可能な異常の1つは、P50聴覚ゲーティング欠損、即ち情報処理障害、および重要でない、または反復的な知覚情報を「フィルター処理する」能力の減退の徴候である。これらの欠損がニコチンにより正常化されるという臨床的所見に基づき、統合失調症患者の中での高喫煙率(>80%)は、自己治療の一形態であり得ることが示唆されている。薬理学的試験により、ニコチンの作用機序がα7NNRを介するものであることが示されている。α7選択的リガンド、アゴニストおよびPAMによるヒトのP50ゲーティング欠損の回復は、継続的喫煙の中止を導き得る。従って、α7サブタイプに選択的であるNNRリガンドは、禁煙のための治療において使用することができ、ニコチンと比較して副作用プロファイルが改善される。] [0153] 脊髄中のα7NNR群は、ニコチン性化合物の疼痛緩和効果に関連するセロトニン作働性伝達を調節する(Cordero−Erausquin,et al.,Proc.Nat.Acad.Sci.,2001,98:2803−2807)。α7NNRリガンドは、急性疼痛、術後疼痛を含む疼痛状態、ならびに炎症性疼痛および神経障害性疼痛を含む慢性疼痛状態の治療についての治療潜在性を示している。さらに、α7NNRは、炎症応答に関与し、α7NNRの活性化がTNFおよび炎症応答を引き起こす他のサイトカインの放出を阻害する初代マクロファージの表面上で発現される(Wang,H.,Nature,2003,421:384−388)。TNF−αは、関節炎および乾癬および子宮内膜症を含む多様な炎症性疾患において病理学的役割を果たしている。従って、選択的α7NNRリガンドおよびモジュレーターは、炎症および疼痛が関与する病態の治療潜在性を示している。] [0154] 従って、本化合物は、特に哺乳動物における疼痛の治療、予防または治療および予防の両方に有用である。本化合物の投与は、疼痛の侵害受容および神経障害形態、例えば、慢性疼痛、術後疼痛、神経障害性疼痛および糖尿病性ニューロパチーの治療に有用である。] [0155] さらに、式(I)の化合物の治療有効量の哺乳動物への投与は、注意欠陥障害、注意欠陥多動障害(ADHD)、アルツハイマー病(AD)、軽度認知障害(MCI)、老年性認知症、AIDS認知症、ピック病、レビー小体関連の認知症、ダウン症候群関連の認知症、筋萎縮性側索硬化症、ハンチントン病、外傷性脳損傷関連のCNS機能減退、急性疼痛、術後疼痛、慢性疼痛、炎症、炎症性疼痛、神経障害性疼痛およびうつ病から選択される病態または障害を治療または予防する方法を提供する。] [0156] 従って、一実施形態は、本組成物または本化合物の治療有効量を使用して、NNRにより調整される病態および障害を治療する方法を対象とする。] [0157] 別の実施形態は、式(I)の化合物、または医薬的に許容されるこの塩、エステル、アミドもしくはプロドラッグを使用する方法に関する。式(I)の化合物を含有する組成物は、典型的には、NNR活性、さらに特定すると、NNR活性のアロステリックモジュレーションに関連する病態および障害の治療または予防のための治療計画の一部として、記載方法に従って投与することができる。] [0158] 別の実施形態は、哺乳動物においてNNRモジュレーションに関連する病態および障害を治療または予防するために式(I)の化合物を使用する方法である。さらに特定すると、本方法は、注意欠陥障害、注意欠陥多動障害(ADHD)、アルツハイマー病(AD)、軽度認知障害(MCI)、統合失調症、老年性認知症、AIDS認知症、ピック病、レビー小体関連の認知症、ダウン症候群関連の認知症、筋萎縮性側索硬化症、ハンチントン病、外傷性脳損傷関連のCNS機能減退、急性疼痛、術後疼痛、慢性疼痛、炎症、炎症性疼痛、神経障害性疼痛、禁煙、うつ病に関連する病態および障害、ならびにα7NNRモジュレーターにより調節される種々の他の病態に有用である。] [0159] 別の実施形態は、急性疼痛、術後疼痛、慢性疼痛、炎症、炎症性疼痛、神経障害性疼痛および糖尿病性ニューロパチーを治療または予防するために本化合物を使用する方法である。] [0160] 別の実施形態は、哺乳動物においてNNRモジュレーションに関連する病態および障害を治療または予防するために式(I)の化合物を使用する方法に関する。さらに特定すると、本方法は、式(I)の化合物と非定型抗精神病薬との組合せに有用である。さらに、別の実施形態は、本化合物を含有する組成物をニコチン性アゴニストまたは非定型抗精神病薬と組み合わせて投与する方法である。] [0161] 医薬組成物中の活性成分の実際の投与量レベルを変動させて、特定の患者、組成物および投与方式について所望の治療応答を達成するのに有効な活性化合物の量を得ることができる。選択される投与量レベルは、特定の化合物の活性、投与経路、治療対象の病態の重症度、ならびに治療対象の患者の病態および既往歴に依存する。しかしながら、所望の治療効果を達成するのに要求されるよりも低いレベルで化合物の用量を開始し、所望の効果が達成されるまで投与量を徐々に増加させることは、当分野の範囲内である。] [0162] 化合物の1種の治療有効量は、上記または他の治療に使用する場合、純粋な形態、またはこのような形態が存在する場合には医薬的に許容される塩、エステル、アミドまたはプロドラッグの形態で使用することができる。または、化合物は、対象化合物を1種以上の医薬的に許容される担体と組み合わせて含有する医薬組成物として投与することができる。] [0163] ヒトおよび下等動物に投与される化合物の総1日用量は、約0.001mg/kg体重から約1g/kg体重の範囲である。別の実施形態において、用量は、約0.001mg/kg体重から約100mg/kg体重の範囲であってよい。所望により、有効1日用量は、投与目的のため複数の用量に分割することができる。結果的に、単一用量組成物は、このような量または1日用量を構成するこの約数分を含有することができる。] [0164] 別の実施形態は、式(I)の化合物の同位体標識体を、内因性α7NNRを発現する細胞または組換えα7NNRを発現する細胞と相互作用させること、および生物学的活性測定のセクションに説明の通り、このような細胞に対するこのような化合物の同位体標識体の影響を計測することを含む、α7NNR活性に関連する病態または障害を評価または診断する方法に関する。] [0165] 種々の実施形態はまた、新規α7NNRアゴニストまたはα7NNRのPAMを同定する目的のため、天然α7NNRを発現する細胞または組織を使用する細胞ベースアッセイ、例えば、ハイスループットフォーマットにおいて、NNR機能に関連する疾患または病態を治療もしくは予防する、または治療および予防する他の有用な標的化合物を同定するための、NNRリガンド、特にPAM化合物の使用を記載する。] [0166] 別の実施形態は、式(I)の化合物を、α7NNRを内因的に発現する細胞もしくは細胞系または組換えα7NNRを発現する細胞と蛍光培地中で相互作用させること、およびこのような蛍光の変化を公知のプロトコールまたは生物学的活性測定のセクションに記載の通り計測することを含む、α7NNRアゴニストを同定する方法である。] [0167] 本発明を製造する方法 別の実施形態は、式(II)のN−1,3−チアゾール−2−イルアミド] [0168] [式中、R1およびR4は、式(I)に上記定義の通りであり、R2は、水素、アルキルおよびアルケニルであり、ここで、アルキル基およびアルケニル基は、アルコキシカルボニル、アルキルカルボニルオキシ、アリール、アリールオキシ、アリールアルコキシ、カルボキシ、シアノ、シクロアルキル、ハロアルコキシ、ヘテロアリール、複素環、ヒドロキシル、ニトロおよびRdReN−からなる群から独立して選択される0、1、2または3個の置換基で置換されており、ここで、R2により表される基は、ハロおよびアルコキシから選択される0、1または2個の基でさらに置換されていてよい。]から式(I)の化合物を製造する方法に関する。] [0169] 別の実施形態において、本方法は、式(II)のN−1,3−チアゾール−2−イルアミドを、銅触媒を使用して臭化もしくはヨウ化アリール、または臭化もしくはヨウ化ヘテロアリールとカップリングさせることにより式(I)の化合物を製造する方法である。] [0170] 別の実施形態は、式(II)のN−1,3−チアゾール−2−イルアミドを、塩基存在下で臭化もしくはヨウ化アリール、または臭化もしくはヨウ化ヘテロアリールとカップリングさせる方法である。臭化もしくはヨウ化アリール、または臭化もしくはヨウ化ヘテロアリール約1から約3当量を本方法に使用する。] [0171] 式(II)のN−1,3−チアゾール−2−イルアミドをカップリングさせる方法の別の実施形態において、塩基は、炭酸セシウム、炭酸カリウム、リン酸カリウム、水酸化カリウム、水素化ナトリウム、カリウムtert−ブトキシドおよび炭酸テトラエチルアンモニウムから選択される。使用される塩基の量は、約1当量から約3当量であってよい。] [0172] 本方法のさらに別の実施形態において、任意選択の添加剤、例えば、臭化テトラブチルアンモニウムまたは塩化リチウムを使用することができる。] [0173] さらに、触媒およびリガンドを使用することができる。本方法に使用することができる触媒は、トリフルオロメタンスルホン酸銅(I)ベンゼン錯体、2−チオフェンカルボン酸銅(I)、ヨウ化銅(I)、銅ダスト(クラウンエーテルと共に)、酸化銅(I)、臭化銅(I)、塩化銅(I)、酢酸銅(I)、酸化銅(II)である。触媒は、約0.15当量から約0.50当量の量で使用する。] [0174] 本方法に使用することができる任意選択のリガンドは、5−クロロ−1,10−フェナントロリン、(S)−(−)−1,1’−ビ(2−ナフトール)、2−オキソシクロヘキサンカルボン酸エチル、ピペコリン酸、プロリン、コリジン、N,N’−ジメチルエチレンジアミン、N,N,N’,N’−テトラメチルエチレンジアミン、トランス−シクロヘキサン−1,2−ジアミン、トランス−N,N’−ジメチルシクロヘキサン−1,2−ジアミン、1,10−フェナントロリン、4,7−ジメトキシ−1,10−フェナントロリン、ベンゾトリアゾール、N,N−ジエチルサリチルアミド、1−((1−ベンジルピロリジン−2−イル)メチル)−2−メチル−1H−イミダゾール、9−アザジュロリジン、オキサリルヒドラジン、ヒスチジン、キノリン−8−オール、2−アミノピリミジン−4,6−ジオール、1−トリメチルシリルスルファニル−2−(ジメチルアミノ)メチル−3−トリメチルシリルベンゼン、1,2−ジヒドロキシベンゼン、エチレングリコール、フェナントレン−9,10−ジオン、2,5−ヘキサンジオン、2,2,6,6−テトラメチルヘプタン−3,5−ジオン、2−イソブチリルシクロヘキサノン、ジフェニルピロリジン−2−ホスホナート、2−(ジフェニルホスフィニル)−ベンズアルドキシムおよびN,N−ジベンジルジナフト[2,1−d:1’,2’−f][1,3,2]ジオキサホスフェピン−4−アミンである。] [0175] 本方法に使用される溶媒は、限定されるものではないが、1−メチル−2−ピロリジノン、ジメチルスルホキシド、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド、ブチロニトリル、1,4−ジオキサン、キシレンおよびトルエンから選択することができる。] [0176] 式(II)のN−1,3−チアゾール−2−イルアミドの反応溶液を作出するため、液体リガンド、例えば、2−オキソシクロヘキサンカルボン酸エチルならびに液体臭化もしくはヨウ化アリールおよび液体臭化もしくはヨウ化ヘテロアリールを溶媒とともに添加することが好ましく;または臭化もしくはヨウ化アリールおよび臭化もしくはヨウ化ヘテロアリールを溶媒とともに任意に添加する。] [0177] 一般に、反応混合物は、約20℃から約180℃において暗所で約6時間から約24時間維持する。反応混合物は、密封反応容器内で不活性雰囲気中で維持する。密封反応容器は、セプタム密封容器であってよい。] [0178] 別の実施形態において、密封反応容器内で式(I)の化合物を調製する方法は: (a)式(II)のN−1,3−チアゾール−2−イルアミドを、炭酸セシウム、炭酸カリウム、リン酸カリウム、水酸化カリウム、水素化ナトリウム、カリウムtert−ブトキシドおよび炭酸テトラエチルアンモニウムから選択される塩基約1当量から約3当量の存在下で、臭化もしくはヨウ化アリール、または臭化もしくはヨウ化ヘテロアリール約1から約3当量と合わせること; (b)任意選択の添加剤、例えば、臭化テトラブチルアンモニウムまたは塩化リチウムを添加すること; (c)触媒を約0.15当量から約0.50当量の量で添加すること(ここで、触媒は、トリフルオロメタンスルホン酸銅(I)ベンゼン錯体、2−チオフェンカルボン酸銅(I)、ヨウ化銅(I)、銅ダスト(クラウンエーテルと共に)、酸化銅(I)、臭化銅(I)、塩化銅(I)、酢酸銅(I)または酸化銅(II)である。); (d)任意選択のリガンドを約0.15当量から約1.0当量の量で添加すること(ここで、任意選択のリガンドは、5−クロロ−1,10−フェナントロリン、(S)−(−)−1,1’−ビ(2−ナフトール)、2−オキソシクロヘキサンカルボン酸エチル、ピペコリン酸、プロリン、コリジン、N,N’−ジメチルエチレンジアミン、N,N,N’,N’−テトラメチルエチレンジアミン、トランス−シクロヘキサン−1,2−ジアミン、トランス−N,N’−ジメチルシクロヘキサン−1,2−ジアミン、1,10−フェナントロリン、4,7−ジメトキシ−1,10−フェナントロリン、ベンゾトリアゾール、N,N−ジエチルサリチルアミド、1−((1−ベンジルピロリジン−2−イル)メチル)−2−メチル−1H−イミダゾール、9−アザジュロリジン、オキサリルヒドラジン、ヒスチジン、キノリン−8−オール、2−アミノピリミジン−4,6−ジオール、1−トリメチルシリルスルファニル−2−(ジメチルアミノ)メチル−3−トリメチルシリルベンゼン、1,2−ジヒドロキシベンゼン、エチレングリコール、フェナントレン−9,10−ジオン、2,5−ヘキサンジオン、2,2,6,6−テトラメチルヘプタン−3,5−ジオン、2−イソブチリルシクロヘキサノン、ジフェニルピロリジン−2−ホスホナート、2−(ジフェニルホスフィニル)−ベンズアルドキシムまたはN,N−ジベンジルジナフト[2,1−d:1’,2’−f][1,3,2]ジオキサホスフェピン−4−アミンである。); (e)容器を脱気し、窒素を数回充填すること; (f)溶媒を添加すること(ここで、溶媒は、1−メチル−2−ピロリジノン、ジメチルスルホキシド、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド、ブチロニトリル、1,4−ジオキサン、キシレンおよびトルエンから選択される。); (g)式(II)のN−1,3−チアゾール−2−イルアミドの約0.8Mから約1.5Mの反応溶液を作出すること(ここで、液体リガンド、例えば、2−オキソシクロヘキサンカルボン酸エチルおよび液体臭化もしくはヨウ化アリールおよび液体臭化もしくはヨウ化ヘテロアリールを溶媒とともに添加することが好ましく;または臭化もしくはヨウ化アリールおよび臭化もしくはヨウ化ヘテロアリールを溶媒とともに任意に添加する。)ならびに (h)反応混合物の温度を約20℃から180℃において暗所で約6時間から約24時間維持すること を含む。] [0179] 上記新規方法および他の公知の方法が式(I)の化合物の調製に使用され、実施例1から516にさらに記載されているが、これらの実施例は本発明の例示を目的とするものであり、本発明の方法の範囲を限定するものではない。] [0180] 式(I)の化合物の調製 下記方法は、種々のエナンチオマーの使用を要する。立体化学がスキームに示されている場合、立体化学は例示を目的とするにすぎないものとする。] [0181] 本発明の化合物は、このセクション、本発明の方法および実施例のセクションに記載の合成方法により調製することができる。スキームに記載のある種の基は、本明細書の範囲内に含有されるある種の置換基を例示することを意味し、本明細書の範囲を限定するものではない。代表的な手順をスキーム1−10に示すが、これらに限定されるものではない。] [0182] ] [0183] スキーム1に略述した通り、式5の化合物は、T1が水素またはアルキルであり、R1、R3およびR4が式(I)に定義の通りである、式5の化合物の代表例であり、このスキームにより調製することができる。式1の化合物は、トルエンなどの溶媒中で約70℃から約100℃において8から約24時間にわたり式2の化合物により処理すると、式3の化合物を提供する。式3の化合物は、テトラヒドロフランなどの溶媒中で約30℃から約65℃において2から約12時間にわたり式4のアシルイソチオシアナート(式中、R4は、式(I)に定義の通りである。)により処理すると、式(I)の化合物の代表例である式5の化合物を提供する。] [0184] ] [0185] スキーム2に略述した通り、式5の化合物(式中、R1およびR3は、式(I)に定義の通りであり、T1は、水素またはアルキルであり、R4は、アルキルである。)は、メタノールなどの溶媒中で約25℃から約65℃の温度において12から約48時間にわたり酸、例えば濃縮塩酸により処理することにより式6の化合物に変換することができ、式6の化合物が提供される。] [0186] ] [0187] スキーム3に略述した通り、式6の化合物は、アセトニトリルなどの溶媒中で約50℃から約100℃において8から約24時間にわたり、塩化アシル、塩化カルバミルまたはイソシアナート(式中、T2は、アルキル、シクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールである。)により処理すると、式7の化合物(式中、T1は、水素またはアルキルであり、R1、R3およびR4は、式(I)に定義の通りである。)を供給する。] [0188] ] [0189] スキーム4に略述した通り、式6の化合物は、アセトニトリルなどの溶媒中で約1時間から約8時間の時間、式Z’C(O)Z’(式中、Z’は、クロロ、イミダゾリルまたは−O−スクシンイミジルである。)の化合物により処理して式8の化合物(式中、T1は、水素またはアルキルであり、R1およびR3は、式(I)に定義の通りであり、Z’は、クロロ、イミダゾリルまたは−O−スクシンイミジルである。)を提供することができる。Z’がイミダゾリルである場合、式8の化合物は、室温においてアセトニトリルなどの溶媒中で約3日間から約7日間、ヨウ化メチル、硫酸メチルまたはメチルトリフルオロメタンスルホナートにより処理して式9の化合物を生じさせることができる。次いで、式9の化合物を、ジイソプロピルエチルアミンなどの塩基の存在下でアセトニトリルなどの溶媒中で約50℃から約75℃において1から約8時間にわたり、アミンまたは複素環、例えば、限定されるものではないが、ピロリジンおよび1−(ピペラジン−1−イル)エタノンにより処理して式10の化合物を生じさせることができる。または、この反応は周囲温度において5分間から約24時間にわたり実施することができる。Z’がクロロまたは−O−スクシンイミジルである場合、式8の化合物は、アミンまたは複素環、例えば、限定されるものではないが、ピロリジンにより処理して式10の化合物を提供することができる。] [0190] ] [0191] スキーム5に略述した通り、式1の化合物(式中、R3は、式(I)に定義されている。)は、テトラヒドロフラン中で臭化シアノゲンにより処理して式11の化合物を生じさせることができる。式11のシアナミドは、炭酸カリウムなどの塩基の存在下で、2−ブタノンなどの溶媒中で還流温度においてまたは還流温度付近で約1時間から約5時間の時間、式12のチイラン(式中、R2は、式(I)に定義されている。)により処理して式13の化合物を提供することができる。式13の化合物は、スキーム3に記載の通り式15の化合物に変換することができる。式13の化合物は、スキーム4に記載の通り、式14の化合物に変換し、次いで15に変換することもできる。] [0192] ] [0193] スキーム6に略述した通り、式6の化合物(式中、T1は、水素であり、R1およびR3は、式(I)に定義の通りであり、R4は、メチルである。)は、酢酸中で過ホウ酸ナトリウムにより処理して式16の化合物を生じさせることができる。式16の化合物は、最初にジイソプロピルアミンの存在下でジクロロメタン中で約−40℃から約−50℃においてホスゲンと反応させ、次いでアミンを導入し、反応混合物を室温に加温させることにより式17の化合物に転換することができる。式17の化合物(式中、R4は、隣接するカルボニルに結合している窒素を含有する。)は、メタノール中で約40℃から約60℃において約4から約10時間、塩基、例えばナトリウムメトキシドにより処理して式18の化合物を提供することができる。] [0194] ] [0195] スキーム7に略述した通り、式19のチアゾール−2−アミン(式中、R1およびR2は、式(I)および(II)に定義されている。)は、式20の化合物に変換することができる。この変換の一段階方法は、トリエチルアミンなどの塩基の存在下でアセトニトリルなどの溶媒中で約5分間から約60分間、塩化アシルを反応させることを伴う。二段階代替法は、最初に式19のチアゾール−2−アミンをテトラヒドロフラン中で約60℃において約4時間から約10時間、カルボニルジイミダゾールと反応させ、またはジイソプロピルエチルアミンの存在下でジクロロメタン中で約−60℃から約−45℃において約15分間から約60分間、ホスゲンと反応させ、またはピリジンの存在下でアセトニトリル中で周囲温度において約15分間から約60分間、炭酸N,N’−ジスクシンイミジルと反応させることを伴う。次いで、各脱離基をアミンまたはNH部分を担持する複素環により置き換えることができる。イミダゾリル基については、この置き換えは、テトラヒドロフラン中で約60℃において約4時間から約8時間にわたり行う。クロロについては、この置き換えは、ジクロロメタン中で最初に約−60℃において、次いで周囲温度に徐々に加温して行う。−O−スクシンイミジル部分については、この置き換えは、室温において一晩撹拌しながら行う。] [0196] 式20の化合物(式中、R2およびR4は、式(I)に記載されている。)は、ヨウ化もしくは臭化アリール、または臭化もしくはヨウ化ヘテロアリールとの銅触媒カップリング反応において式21の化合物(式中、R3は、式(I)に定義されている。)に変換することができる。幾つかの反応条件によりこの転換が達成される。条件の一組は、約120℃での約10時間から約24時間における1−メチル−2−ピロリジノン中のトリフルオロメタンスルホン酸銅(I)ベンゼン錯体、5−クロロ−1,10−フェナントロリンおよび炭酸セシウムを含む。別の条件の組は、約130℃から約140℃での約10日間から約24時間における1−メチル−2−ピロリジノン中の2−チオフェンカルボン酸銅(I)および炭酸セシウムを含む。さらに別の条件の組は、約70℃での約2時間から約8時間、次いで約90℃から約95℃での約15時間から約24時間におけるジメチルスルホキシド中のヨウ化銅(I)、2−オキソシクロヘキサンカルボン酸エチルおよび炭酸セシウムを含む。] [0197] ] [0198] スキーム8に略述した通り、式20の化合物(式中、R1およびR4は、式(I)に定義されており、R2は、水素である。)は、エタノールなどの溶媒中で、リン酸カリウム緩衝溶液などの塩基の存在下で約40℃から約50℃において37%ホルムアルデヒドにより一晩処理することにより式22の化合物に転換することができる。式22の化合物は、ヨウ化銅(I)、炭酸セシウムおよび2−シクロヘキサンカルボン酸エチルの存在下でジメチルスルホキシド中で約95℃において一晩、式22の化合物を臭化もしくはヨウ化アリールまたは臭化もしくはヨウ化ヘテロアリールと反応させることにより式23の化合物(式中、R3は、式(I)に定義されている。)に変換することができる。] [0199] ] [0200] スキーム9に略述した通り、3−チオシアノ−2−ブタノン、24は、3時間から約8時間にわたり還流トルエン中で式1のアミン(式中、R3は、式(I)に定義されている。)と反応させて式25の化合物を提供することができる。式25の化合物は、ジイソプロピルエチルアミンなどの塩基の存在下で、アセトニトリルなどの溶媒中で約70℃から約80℃において約15時間から約24時間、塩化アシルまたは塩化カルバミルと反応させて式26の化合物を供給することができる。] [0201] ] [0202] スキーム10に略述した通り、2−チオシアナトプロパナール、27は、スキーム9に記載の合成順序において反応させて式28の化合物を提供することができ、次いで式29の化合物を提供することができる。] [0203] さらに、式(I)の化合物の合成時にアミン基を保護するため、窒素保護基を使用することができる。このような方法および幾つかの好適な窒素保護基は、GreeneおよびWuts(Protective Groups In Organic Synthesis,Wiley and Sons,1999)に記載されている。例えば、好適な窒素保護基は、限定されるものではないが、tert−ブトキシカルボニル(Boc)、ベンジルオキシカルボニル(Cbz)、ベンジル(Bn)、アセチルおよびトリフルオロアセチルを含む。さらに特定すると、Boc保護基は、酸、例えば、トリフルオロ酢酸または塩酸により処理することにより除去することができる。CbzおよびBn保護基は、接触水素化により除去することができ、アセチルおよびトリフルオロアセチル保護基は、水性有機またはアルコール性溶媒中での水酸化ナトリウム、カリウムまたはリチウムの使用を含む種々の条件により除去することができる。] [0204] 化合物およびこの中間体は、有機合成の当業者に公知の方法により単離および精製することができる。化合物を単離および精製する慣用法の例は、限定されるものではないが、例えばFurniss,Hannaford,Smith and Tatchellによる「Vogel’s Textbook of Practical Organic Chemistry」,5th edition(1989),出版元Longman Scientific & Technical,Essex CM20 2JE,Englandに記載の固体担体、例えば、シリカゲル、アルミナまたはアルキルシラン基により誘導体化したシリカ上でのクロマトグラフィー、活性炭により必要に応じて前処理する高温または低温における再結晶、薄層クロマトグラフィー、種々の圧力における蒸留、真空下での昇華および粉砕を含み得る。] [0205] 一部の化合物は、化合物を酸により処理して所望の塩を形成することができる少なくとも1個の塩基性部位を有する。例えば、ある化合物を室温以上の温度において酸と反応させて所望の塩を提供することができ、この塩を冷却後に堆積させ、濾過により回収する。反応に好適な酸の例は、限定されるものではないが、酒石酸、乳酸、コハク酸およびマンデル酸、アトロラクチン酸、メタンスルホン酸、エタンスルホン酸、トルエンスルホン酸、ナフタレンスルホン酸、炭酸、フマル酸、グルコン酸、酢酸、プロピオン酸、サリチル酸、塩酸、臭化水素酸、リン酸、硫酸、クエン酸またはヒドロキシ酪酸、カンファースルホン酸、リンゴ酸、フェニル酢酸、アスパラギン酸、グルタミン酸などを含む。] [0206] 略語 DMSOジメチルスルホキシド、MeOHメタノール、HPLC高速液体クロマトグラフィー、ERK細胞外受容体キナーゼ、FBSウシ胎児血清、HBSS Hank平衡塩溶液、HEPES4−(2−ヒドロキシエチル)−1−ピペラジンエタンスルホン酸、PBSリン酸緩衝生理食塩水、SDSドデシル硫酸ナトリウム。] [0207] 一般的手順および中間体の調製 プロパルギルアニリンの調製 アニリンの無水トルエン中撹拌溶液に、臭化プロパルギル(0.99当量)を滴加した。混合物を80℃に一晩加熱し、この後、混合物を周囲温度に冷却させ、濾過した。濾液を減圧下で濃縮し、ジクロロメタンを溶出剤として使用するカラムクロマトグラフィーにより精製して表題化合物を提供した。] [0208] 中間体P1.4−メトキシ−N−プロパ−2−イニルアニリン 表題化合物を、プロパルギルアニリンの調製のための一般的手順に略述した手順により、4−メトキシアニリンを使用して得た。MS(DCI)m/z162(M+H)+。] [0209] 中間体P2.4−(ジフルオロメトキシ)−N−プロパ−2−イニルアニリン 表題化合物を、プロパルギルアニリンの調製のための一般的手順に略述した手順により、4−ジフルオロメトキシアニリンを使用して得た。MS(DCI)m/z198(M+H)+。] [0210] 中間体P3.N−プロパ−2−イニル−4−(トリフルオロメトキシ)アニリン 表題化合物を、プロパルギルアニリンの調製のための一般的手順に略述した手順により、4−(トリフルオロメトキシ)アニリンを使用して得た。MS(DCI)m/z216(M+H)+。] [0211] 中間体P4.4−クロロ−N−プロパ−2−イニルアニリン 表題化合物を、プロパルギルアニリンの調製のための一般的手順に略述した手順により、4−クロロアニリンを使用して得た。MS(DCI)m/z166(M+H)+。] [0212] 中間体P5.4−フルオロ−N−プロパ−2−イニルアニリン 表題化合物を、プロパルギルアニリンの調製のための一般的手順に略述した手順により、4−フルオロアニリンを使用して得た。MS(DCI)m/z150(M+H)+。] [0213] 中間体P6.N−プロパ−2−イニル−4−(トリフルオロメチル)アニリン 表題化合物を、プロパルギルアニリンの調製のための一般的手順に略述した手順により、4−(トリフルオロメチル)アニリンを使用して得た。MS(DCI)m/z200(M+H)+。] [0214] チアゾリンアセトアミドの調製 プロパルギルアニリンおよびアセチルイソチオシアナート(1当量)の乾燥テトラヒドロフラン中溶液を50℃において6時間撹拌した。溶媒を減圧下で除去し、残留物を、ジクロロメタンを溶出剤として使用するカラムクロマトグラフィーにより精製して表題化合物を提供した。] [0215] 中間体A1.N−[(2Z)−3−(4−メトキシフェニル)−5−メチレン−1,3−チアゾリジン−2−イリデン]アセトアミド 表題化合物を、チアゾリンアセトアミドの調製のための一般的手順に略述した手順により、中間体P1を使用して得た。MS(ESI)m/z263(M+H)+。] [0216] 中間体A2.N−{(2Z)−3−[4−(ジフルオロメトキシ)フェニル]−5−メチレン−1,3−チアゾリジン−2−イリデン}アセトアミド 表題化合物を、チアゾリンアセトアミドの調製のための一般的手順に略述した手順により、中間体P2を使用して得た。MS(ESI)m/z299(M+H)+。] [0217] 中間体A3.N−{(2Z)−5−メチレン−3−[4−(トリフルオロメトキシ)フェニル]−1,3−チアゾリジン−2−イリデン}アセトアミド 表題化合物を、チアゾリンアセトアミドの調製のための一般的手順に略述した手順により、中間体P3を使用して得た。MS(ESI)m/z317(M+H)+。] [0218] 中間体A4.N−[(2Z)−3−(4−クロロフェニル)−5−メチレン−1,3−チアゾリジン−2−イリデン]アセトアミド 表題化合物を、チアゾリンアセトアミドの調製のための一般的手順に略述した手順により、中間体P4を使用して得た。MS(ESI)m/z267(M+H)+。] [0219] 中間体A5.N−[(2Z)−3−(4−フルオロフェニル)−5−メチレン−1,3−チアゾリジン−2−イリデン]アセトアミド 表題化合物を、チアゾリンアセトアミドの調製のための一般的手順に略述した手順により、中間体P5を使用して得た。MS(ESI)m/z251(M+H)+。] [0220] 中間体A6.N−{(2Z)−5−メチレン−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾリジン−2−イリデン}アセトアミド 表題化合物を、チアゾリンアセトアミドの調製のための一般的手順に略述した手順により、中間体P6を使用して得た。MS(ESI)m/z301(M+H)+。] [0221] チアゾリンイミンの調製 チアゾリジン−2−イリデンアセトアミドをメタノール中で懸濁させ、次いで濃縮水性塩酸(20当量)を添加した。得られた混合物を65℃において20時間加熱した。冷却後、混合物を、有機相の大部分を除去することにより減圧下で濃縮した。残留物をジクロロメタンにより希釈し、低温水酸化アンモニウム水溶液により洗浄した(洗浄後pH約10)。有機層を水および塩水(250mL)により洗浄し、乾燥させ、濃縮して表題化合物を生じさせた。粗製材料をさらに精製することなく次の段階に使用する。] [0222] 中間体I1.3−(4−メトキシフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イミン 表題化合物を、チアゾリンイミンの調製のための一般的手順に略述した手順により、中間体A1を使用して得た。MS(ESI)m/z221(M+H)。] [0223] 中間体I2.3−[4−(ジフルオロメトキシ)フェニル]−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イミン 表題化合物を、チアゾリンイミンの調製のための一般的手順に略述した手順により、中間体A2を使用して得た。MS(ESI)m/z257(M+H)。] [0224] 中間体I3.5−メチル−3−[4−(トリフルオロメトキシ)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イミン 表題化合物を、チアゾリンイミンの調製のための一般的手順に略述した手順により、中間体A3を使用して得た。MS(ESI)m/z275(M+H)。] [0225] 中間体I4.3−(4−クロロフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イミン 表題化合物を、チアゾリンイミンの調製のための一般的手順に略述した手順により、中間体A4を使用して得た。MS(ESI)m/z225(M+H)。] [0226] 中間体I5.3−(4−フルオロフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イミン 表題化合物を、チアゾリンイミンの調製のための一般的手順に略述した手順により、中間体A5を使用して得た。MS(ESI)m/z209(M+H)。] [0227] 中間体I6.5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イミン 表題化合物を、チアゾリンイミンの調製のための一般的手順に略述した手順により、中間体A6を使用して得た。MS(ESI)m/z259(M+H)。]
权利要求:
請求項1 式(I)の化合物または医薬的に許容されるこの塩、エステル、アミドもしくはプロドラッグ:[式中、R1は、水素、メチル、フェニル、ピラゾリルまたはヒドロキシルであり;R2は、水素、アルキル、アルケニル、=CH2または=CHRcであり、ここで、アルキル基およびアルケニル基は、アルコキシカルボニル、アルキルカルボニルオキシ、アリール、アリールオキシ、アリールアルコキシ、カルボキシ、シアノ、シクロアルキル、ハロアルコキシ、ヘテロアリール、複素環、ヒドロキシル、ニトロおよびRdReN−からなる群から独立して選択される0、1、2または3個の置換基で置換されており、ここで、R2により表される基は、ハロおよびアルコキシから選択される0、1または2個の基でさらに置換されていてよく;Rcは、アルキルまたはハロであり;RdおよびReは、それぞれ独立して、水素、アルキル、アルコキシアルキル、アリール、アリールアルキル、シアノアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、複素環または複素環アルキルであり;R3は、置換されていてもよいアリール、ヘテロアリールまたは−G1−L−G2であり;G1は、アリールまたはヘテロアリールであり;G2は、アリール、シクロアルキル、ヘテロアリールまたは複素環であり;Lは、結合、O、アルキレンまたは−O−アルキレン−であり;R4は、置換されていてもよいアルキル、シクロアルキル、ヘテロアリール、複素環または−NR5R6であり;ここで、R5およびR6は、独立して、水素、アルキル、(NRiRj)アルキル、アルキニル、アリール、複素環アルキル、シクロアルキルアルキル、シアノアルキル、シクロアルキル、アルコキシアルキル、アリールアルキルまたはヘテロアリールアルキルであり;ならびにaは、単結合または二重結合であり;ただし、R1がヒドロキシルである場合またはR2が環外二重結合を介してチアゾール環に結合している基である場合、aは単結合であり;ならびにただし、aが二重結合であり、R1が水素であり、R2がメチルであり、R3が3−ハロアルキル、3−ハロ、3−ハロアルコキシ、2,5−ジハロ、2,3−ジハロ、3,4−ジハロまたは3,5−ジハロで置換されているフェニルである場合、R4は複素環である。]。 請求項2 R1が水素またはメチルである、請求項1の化合物。 請求項3 R2が水素またはアルキルであり、ここで、アルキル基が1または2個のアルコキシ、アルキルカルボニル、シアノ、ヘテロアリール、ヒドロキシまたはRdReN−で置換されていてもよい、請求項1の化合物。 請求項4 R3が、アリールまたはヘテロアリールである、請求項1の化合物。 請求項5 R3が−G1−L−G2である、請求項1の化合物。 請求項6 R3が、置換されていてもよいフェニル、ナフチル、イソチアゾリル、チエニル、チアゾリル、ベンゾチエニル、4H−ベンゾ[d][l,3]ジオキシニル、1,3−ベンゾチアゾリル、ピリジニル、トリアゾロピリジニル、ベンゾフラニル、ピリダジニル、ピリミジニル、ピラジニル、キノキサリニル、ジヒドロ−1−オキソ−1H−インデニル、ビフェニル、チエニルフェニル、フェニルチエニル、ピラゾリルフェニル、ピリミジニルフェニル、ピリジニルフェニル、フェニルピラジニル、ピラジニルフェニル、フェニルピリダジニル、ピリダジニルフェニル、ピラジノピリジル、ピリドピラジニルまたはピラゾリルピリジニルである、請求項1の化合物。 請求項7 R4が複素環である、請求項1の化合物。 請求項8 R4が、アルキル、シクロアルキルまたは−NR5R6である、請求項1の化合物。 請求項9 N’−[(2Z)−3−(4−メトキシフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−N,N−ジメチル尿素;N−[(2Z)−3−[4−(ジフルオロメトキシ)フェニル]−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−[4−(ジフルオロメトキシ)フェニル]−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピペリジン−1−カルボキサミド;N’−[(2Z)−3−[4−(ジフルオロメトキシ)フェニル]−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−N,N−ジエチル尿素;N−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメトキシ)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N,N−ジエチル−N’−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメトキシ)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]尿素;N,N−ジメチル−N’−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメトキシ)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]尿素;N−[(2Z)−3−(4−クロロフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−(4−クロロフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピペリジン−1−カルボキサミド;N’−[(2Z)−3−(4−クロロフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−N,N−ジエチル尿素;N’−[(2Z)−3−(4−クロロフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−N−メチル−N−フェニル尿素;N’−[(2Z)−3−(4−クロロフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−N,N−ジメチル尿素;N−[(2Z)−3−(4−フルオロフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−(4−フルオロフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピペリジン−1−カルボキサミド;N,N−ジエチル−N’−[(2Z)−3−(4−フルオロフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]尿素;N’−[(2Z)−3−(4−フルオロフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−N,N−ジメチル尿素;N−[(2Z)−3−(4−フルオロフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]シクロブタンカルボキサミド;N−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N,N−ジメチル−N’−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]尿素;2−メチル−N−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;(2R)−2−メチル−N−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;(2S)−2−メチル−N−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−2,5−ジヒドロ−1H−ピロール−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−(4−クロロフェニル)−1,3−チアゾリジン−2−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;(3R)−N−[(2Z)−3−(4−クロロフェニル)−1,3−チアゾリジン−2−イリデン]−3−フルオロピロリジン−1−カルボキサミド;N’−[(2Z)−3−(4−クロロフェニル)−1,3−チアゾリジン−2−イリデン]−N−メチル−N−プロパ−2−イニル尿素;N’−[(2Z)−3−(4−クロロフェニル)−1,3−チアゾリジン−2−イリデン]−N−(3−フルオロベンジル)−N−メチル尿素;N−{(2Z)−5−メチレン−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾリジン−2−イリデン}アゼチジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]アゼチジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−5−メチル−3−(2−ナフチル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−5−メチル−3−(3−メチルイソチアゾール−5−イル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−(4−ブロモフェニル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−(3−フルオロベンジル)−N−メチル−N’−[(2Z)−5−メチル−3−(2−ナフチル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]尿素;(3R)−N−[(2Z)−3−(5−シアノチエン−2−イル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−3−フルオロピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−5−(ヒドロキシメチル)−3−(2−ナフチル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;(3R)−3−フルオロ−N−[(2Z)−5−(ヒドロキシメチル)−3−(2−ナフチル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;(3R)−3−フルオロ−N−[(2Z)−5−(ヒドロキシメチル)−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;(3R)−3−フルオロ−N−[(2Z)−5−(ヒドロキシメチル)−3−[5−(トリフルオロメチル)チエン−2−イル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;(3R)−N−[(2Z)−3−(5−クロロチエン−2−イル)−5−(ヒドロキシメチル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−3−フルオロピロリジン−1−カルボキサミド;(3R)−N−[(2Z)−3−(1−ベンゾチエン−5−イル)−5−(ヒドロキシメチル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−3−フルオロピロリジン−1−カルボキサミド;(3R)−3−フルオロ−N−[(2Z)−5−(ヒドロキシメチル)−3−(2,2,4,4−テトラフルオロ−4H−1,3−ベンゾジオキシン−6−イル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;(3R)−N−[(2Z)−3−(5,6−ジフルオロ−2−ナフチル)−5−(ヒドロキシメチル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−3−フルオロピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−5−メチル−3−フェニル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−5−メチル−3−(3−メチルフェニル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−5−メチル−3−(4−メチルフェニル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−(3−アミノフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−(3−ヒドロキシフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−(4−メトキシフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−(3−フルオロフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−(3−クロロフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−(2−ブロモフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−(3−ブロモフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−(3−シアノフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−(4−シアノフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−[4−(ジメチルアミノ)フェニル]−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−5−メチル−3−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−5−メチル−3−[3−(トリフルオロメトキシ)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−5−メチル−3−(4−フェノキシフェニル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−[4−(ベンジルオキシ)フェニル]−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−(3,4−ジメチルフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−(3,5−ジメチルフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−5−メチル−3−ピリジン−2−イル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−(3,4−ジクロロフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−(3,5−ジクロロフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(メチルチオ)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−(3−メトキシフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−(4−クロロ−3−メチルフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−(4−ベンジルフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−(1−ベンゾチエン−5−イル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−5−メチル−3−(5−メチルチエン−2−イル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−5−メチル−3−(2−メチル−1,3−ベンゾチアゾール−5−イル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−5−メチル−3−[6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−5−メチル−3−[5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−[4−(メチルチオ)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−フェニル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−(3−クロロフェニル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−(4−クロロフェニル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−(4−メチルフェニル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−(4−クロロ−3−メチルフェニル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−(3,4−ジクロロフェニル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−(3,4−ジメチルフェニル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−(4−シアノフェニル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−(3−クロロ−4−メチルフェニル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−[4−(ジフルオロメトキシ)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−(4−フルオロフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−2,2−ジメチルプロパンアミド;N−[(2Z)−3−(4−クロロフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−2,2−ジメチルプロパンアミド;2,2−ジメチル−N−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]プロパンアミド;N−[(2Z)−3−[6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−[3−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−(6−フルオロ−5−メチルピリジン−3−イル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;2,2−ジメチル−N−[(2Z)−5−メチル−3−(5−メチルチエン−2−イル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]プロパンアミド;N−[(2Z)−3−(6−フルオロピリジン−3−イル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−2,2−ジメチルプロパンアミド;2,2−ジメチル−N−[(2Z)−5−メチル−3−[6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]プロパンアミド;N−[(2Z)−3−[3−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−2,2−ジメチルプロパンアミド;N−[(2Z)−3−(6−フルオロ−5−メチルピリジン−3−イル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−2,2−ジメチルプロパンアミド;2,2−ジメチル−N−[(2Z)−5−メチル−3−[6−(1H−ピラゾール−1−イル)ピリジン−2−イル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]プロパンアミド;N−[(2Z)−3−(2−フルオロピリジン−4−イル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−2,2−ジメチルプロパンアミド;(3R)−N−[(2Z)−3−(3−ブロモフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−3−フルオロピロリジン−1−カルボキサミド;(3R)−N−[(2Z)−3−(4−シアノ−3−メチルフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−3−フルオロピロリジン−1−カルボキサミド;(3R)−3−フルオロ−N−[(2Z)−5−メチル−3−(3−メチルフェニル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;(3R)−N−[(2Z)−3−(4−ブロモフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−3−フルオロピロリジン−1−カルボキサミド;(3R)−3−フルオロ−N−[(2Z)−5−メチル−3−(4−フェノキシフェニル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;(3R)−3−フルオロ−N−[(2Z)−5−メチル−3−(4−メチルフェニル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;(3R)−N−[(2Z)−3−(4−エチルフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−3−フルオロピロリジン−1−カルボキサミド;(3R)−3−フルオロ−N−[(2Z)−3−(3−フルオロフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;(3R)−3−フルオロ−N−[(2Z)−3−(4−フルオロフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;(3R)−3−フルオロ−N−[(2Z)−5−メチル−3−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;(3R)−3−フルオロ−N−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;(3R)−N−[(2Z)−3−(4−クロロフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−3−フルオロピロリジン−1−カルボキサミド;(3R)−3−フルオロ−N−[(2Z)−3−(4−ヨードフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;(3R)−N−[(2Z)−3−(3−シアノフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−3−フルオロピロリジン−1−カルボキサミド;(3R)−3−フルオロ−N−[(2Z)−5−メチル−3−(2−ナフチル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;(3R)−N−[(2Z)−3−(5−ブロモチエン−2−イル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−3−フルオロピロリジン−1−カルボキサミド;(3R)−N−[(2Z)−3−(3,4−ジクロロフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−3−フルオロピロリジン−1−カルボキサミド;(3R)−3−フルオロ−N−[(2Z)−3−(3−ヨードフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;(3R)−N−[(2Z)−3−(3−クロロ−4−メチルフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−3−フルオロピロリジン−1−カルボキサミド;(3R)−N−[(2Z)−3−(1−ベンゾチエン−5−イル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−3−フルオロピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−(5−ブロモチエン−2−イル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−(2−ナフチル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−(5−クロロチエン−2−イル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]インドリン−1−カルボキサミド;N−エチル−N−メチル−N’−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]尿素;N−メチル−N’−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−N−プロピル尿素;N−(1,3−ジオキソラン−2−イルメチル)−N−メチル−N’−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]尿素;N−メチル−N−(3−メチルブチル)−N’−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]尿素;N−メチル−N’−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−N−プロパ−2−イニル尿素;N,N−ジエチル−N’−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]尿素;N−エチル−N’−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−N−プロピル尿素;N−ブチル−N−エチル−N’−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]尿素;N,N−ジブチル−N’−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]尿素;2,5−ジメチル−N−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;2−メチル−N−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピペリジン−1−カルボキサミド;N−(2−メトキシエチル)−N−メチル−N’−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]尿素;N−ベンジル−N−エチル−N’−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]尿素;N−ベンジル−N−イソプロピル−N’−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]尿素;N−ベンジル−N−ブチル−N’−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]尿素;4−ベンジル−N−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピペリジン−1−カルボキサミド;N−イソプロピル−N’−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]尿素;N−(sec−ブチル)−N’−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]尿素;N−(1−メチルブチル)−N’−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]尿素;N−(1,1−ジメチルプロピル)−N’−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]尿素;N−(1−エチルプロピル)−N’−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]尿素;N−(2−メトキシ−1−メチルエチル)−N’−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]尿素;N−シクロプロピル−N’−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]尿素;N−シクロブチル−N’−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]尿素;N−シクロペンチル−N’−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]尿素;(3R)−N−[(2Z)−3−(3,5−ジクロロフェニル)−5−(ヒドロキシメチル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−3−フルオロピロリジン−1−カルボキサミド;(3R)−N−[(2Z)−3−(3−クロロフェニル)−5−(ヒドロキシメチル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−3−フルオロピロリジン−1−カルボキサミド;(3R)−N−[(2Z)−3−(3,4−ジメチルフェニル)−5−(ヒドロキシメチル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−3−フルオロピロリジン−1−カルボキサミド;(3R)−N−[(2Z)−3−(3,5−ジメチルフェニル)−5−(ヒドロキシメチル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−3−フルオロピロリジン−1−カルボキサミド;(3R)−N−[(2Z)−3−(4−クロロ−3−メチルフェニル)−5−(ヒドロキシメチル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−3−フルオロピロリジン−1−カルボキサミド;(3R)−3−フルオロ−N−[(2Z)−5−(ヒドロキシメチル)−3−[4−(トリフルオロメトキシ)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;(3R)−N−[(2Z)−3−(3,4−ジクロロフェニル)−5−(ヒドロキシメチル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−3−フルオロピロリジン−1−カルボキサミド;(3R)−3−フルオロ−N−[(2Z)−3−[3−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−(ヒドロキシメチル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−(4−クロロフェニル)−4,5−ジメチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−4,5−ジメチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−(6−クロロピリジン−3−イル)−4,5−ジメチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−(6−クロロピリジン−3−イル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;4−アセチル−N−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピペラジン−1−カルボキサミド;{(2Z)−2−(アセチルイミノ)−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−2,3−ジヒドロ−1,3−チアゾール−5−イル}メチルアセタート;N−[(2Z)−3−(3−メチル−1−ベンゾチエン−5−イル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−メチル−N’−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−N−ペンチル尿素;N−[(2’Z)−5−クロロ−5’−メチル−2,3’−ビ−1,3−チアゾール−2’−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−(4−フルオロフェニル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−(5−メチルチエン−2−イル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;(3R)−N−[(2Z)−3−(2−クロロ−1−ベンゾチエン−5−イル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−3−フルオロピロリジン−1−カルボキサミド;(3R)−3−フルオロ−N−[(2Z)−5−メチル−3−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−6−イル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−[2,4−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−2,2−ジメチルプロパンアミド;N−[(2Z)−3−[4−(ジフルオロメトキシ)フェニル]−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−2,2−ジメチルプロパンアミド;N−[(2Z)−3−(5−ピリジン−2−イルチエン−2−イル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−(1−ベンゾフラン−2−イル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−(5−メチル−1−ベンゾチエン−2−イル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−チエン−2−イル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−(2,2’−ビチエン−5−イル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−(5−シアノチエン−2−イル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−(4−クロロフェニル)−1,3−チアゾリジン−2−イリデン]−1H−イミダゾール−1−カルボキサミド;(3R)−N−[(2Z)−3−[5−(アミノカルボニル)チエン−2−イル]−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−3−フルオロピロリジン−1−カルボキサミド;N’−[(2Z)−3−(5−クロロチエン−2−イル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−N−(3−フルオロベンジル)−N−メチル尿素;(3R)−N−[(2Z)−3−(4−シアノフェニル)−5−(ヒドロキシメチル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−3−フルオロピロリジン−1−カルボキサミド;(3R)−3−フルオロ−N−[(2Z)−5−(ヒドロキシメチル)−3−(5,6,8−トリフルオロ−2−ナフチル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−(4−メトキシフェニル)−5−メチレン−1,3−チアゾリジン−2−イリデン]アセトアミド;N−[(2Z)−3−(4−メトキシフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]アセトアミド;N−{(2Z)−3−[4−(ジフルオロメトキシ)フェニル]−5−メチレン−1,3−チアゾリジン−2−イリデン}アセトアミド;N−[(2Z)−3−[4−(ジフルオロメトキシ)フェニル]−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]アセトアミド;N’−[(2Z)−3−[4−(ジフルオロメトキシ)フェニル]−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−N,N−ジイソプロピル尿素;N’−[(2Z)−3−[4−(ジフルオロメトキシ)フェニル]−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−N−メチル−N−フェニル尿素;N’−[(2Z)−3−[4−(ジフルオロメトキシ)フェニル]−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−N,N−ジメチル尿素;N−{(2Z)−5−メチレン−3−[4−(トリフルオロメトキシ)フェニル]−1,3−チアゾリジン−2−イリデン}アセトアミド;N−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメトキシ)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]アセトアミド;N−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメトキシ)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピペリジン−1−カルボキサミドN,N−ジイソプロピル−N’−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメトキシ)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]尿素;N−メチル−N’−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメトキシ)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−N−フェニル尿素;N−[(2Z)−3−(4−クロロフェニル)−5−メチレン−1,3−チアゾリジン−2−イリデン]アセトアミド;N−[(2Z)−3−(4−クロロフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]アセトアミド;N’−[(2Z)−3−(4−クロロフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−N,N−ジイソプロピル尿素N−[(2Z)−3−(6,7−ジシアノ−2−ナフチル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−2,2−ジメチルプロパンアミド;N−[(2Z)−3−(4−ベンジルフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−2,2−ジメチルプロパンアミド;N’−[(2Z)−3−(4−フルオロフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−N,N−ジイソプロピル尿素;N−[(2Z)−3−[4−(シアノメチル)フェニル]−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−[4−(シアノメチル)フェニル]−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピペリジン−1−カルボキサミド;N’−[(2Z)−3−[4−(シアノメチル)フェニル]−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−N,N−ジエチル尿素;N’−[(2Z)−3−[4−(シアノメチル)フェニル]−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−N,N−ジメチル尿素;N−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピペリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−[4−(シアノメチル)フェニル]−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−2,2−ジメチルプロパンアミド;N−[(2Z)−3−(2,6−ジメチルピリミジン−4−イル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−2,2−ジメチルプロパンアミド;N−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−1H−イミダゾール−1−カルボキサミド;tert−ブチル(2R,3S)−2−メチル−1−({[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]アミノ}カルボニル)ピロリジン−3−イルカルバマート;2−イソプロピル−N−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;2−イソブチル−N−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;(3R)−3−(ジメチルアミノ)−N−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;tert−ブチル(3S)−1−({[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]アミノ}カルボニル)ピロリジン−3−イルカルバマート;tert−ブチル5−({[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]アミノ}カルボニル)ヘキサヒドロピロロ[3,4−c]ピロール−2(1H)−カルボキシラート;tert−ブチル(1S,5R)−3−({[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]アミノ}カルボニル)−3,6−ジアザビシクロ[3.2.0]へプタン−6−カルボキシラート;tert−ブチル(3R)−3−メチル−1−({[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]アミノ}カルボニル)ピロリジン−3−イルカルバマート;tert−ブチル6−({[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]アミノ}カルボニル)オクタヒドロ−1H−ピロロ[3,4−b]ピリジン−1−カルボキシラート;tert−ブチル(1S,4S)−5−({[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]アミノ}カルボニル)−2,5−ジアザビシクロ[2.2.1]へプタン−2−カルボキシラート;(3S)−3−アミノ−N−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;(2R,3S)−3−アミノ−2−メチル−N−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ヘキサヒドロピロロ[3,4−c]ピロール−2(1H)−カルボキサミド;(3R)−3−アミノ−3−メチル−N−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;(1R,5R)−N−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−3,6−ジアザビシクロ[3.2.0]へプタン−3−カルボキサミド;(4aS,7aS)−N−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]オクタヒドロ−6H−ピロロ[3,4−b]ピリジン−6−カルボキサミド;(1S,4S)−N−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−2,5−ジアザビシクロ[2.2.1]へプタン−2−カルボキサミド;N’−[(2Z)−3−(4−クロロフェニル)−4,5−ジメチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−N,N−ジメチル尿素;N’−[(2Z)−4,5−ジメチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−N,N−ジメチル尿素;N’−[(2Z)−3−(3−エトキシフェニル)−4,5−ジメチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−N,N−ジメチル尿素;N−[(2Z)−3−(3−エトキシフェニル)−4,5−ジメチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N’−[(2Z)−3−(4−クロロフェニル)−4−フェニル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−N,N−ジメチル尿素;N−イソプロピル−N−メチル−N’−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]尿素;N−ブチル−N−メチル−N’−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]尿素;N−イソブチル−N−メチル−N’−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]尿素;N−シクロヘキシル−N−メチル−N’−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]尿素;N−エチル−N−イソプロピル−N’−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]尿素;N−シクロヘキシル−N−エチル−N’−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]尿素;N’−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−N,N−ジプロピル尿素;N−イソプロピル−N’−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−N−プロピル尿素;N−ブチル−N’−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−N−プロピル尿素;N−(sec−ブチル)−N’−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−N−プロピル尿素;N−(シクロプロピルメチル)−N’−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−N−プロピル尿素;N−(シアノメチル)−N−メチル−N’−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]尿素;N−(2−シアノエチル)−N−シクロプロピル−N’−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]尿素;N,N−ジイソブチル−N’−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]尿素;3−メチル−N−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピペリジン−1−カルボキサミド;4−メチル−N−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピペリジン−1−カルボキサミド;2−エチル−N−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピペリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−4−プロピルピペリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]アゼパン−1−カルボキサミド;N,N−ビス(2−エトキシエチル)−N’−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]尿素;N−エチル−N−(2−メトキシエチル)−N’−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]尿素;N−(2−メトキシエチル)−N’−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−N−プロピル尿素;N−イソプロピル−N−(2−メトキシエチル)−N’−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]尿素;N,N−ビス(2−メトキシエチル)−N’−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]尿素;N−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]モルホリン−4−カルボキサミド;N−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]チオモルホリン−4−カルボキサミド;N−(2−シアノエチル)−N−メチル−N’−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]尿素;N−ベンジル−N’−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]尿素;N−(3−クロロベンジル)−N’−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]尿素;N−(3,5−ジクロロベンジル)−N’−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]尿素;N−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−N’−(2−フェニルエチル)尿素;N−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−N’−(2−ピリジン−2−イルエチル)尿素;N−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−N’−(2−ピリジン−3−イルエチル)尿素;N−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−N’−(2−ピリジン−4−イルエチル)尿素;N−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−N’−(ピリジン−3−イルメチル)尿素;N−[2−(ジメチルアミノ)エチル]−N’−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]尿素;N−[3−(ジメチルアミノ)プロピル]−N’−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]尿素;N−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−N’−(2−ピロリジン−1−イルエチル)尿素N−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−N’−(3−ピロリジン−1−イルプロピル)尿素;N−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル]−N’−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]尿素;N−[2−(ジメチルアミノ)エチル]−N−メチル−N’−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]尿素;N−[3−(ジメチルアミノ)プロピル]−N−メチル−N’−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]尿素;N−[2−(ジメチルアミノ)エチル]−N−エチル−N’−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]尿素;N−[2−(ジエチルアミノ)エチル]−N−メチル−N’−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]尿素;N,N−ジベンジル−N’−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]尿素;N−メチル−N’−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−N−(2−フェニルエチル)尿素;N−メチル−N’−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−N−(2−ピリジン−2−イルエチル)尿素;4−ヒドロキシ−N−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピペリジン−1−カルボキサミド;2,6−ジメチル−N−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]モルホリン−4−カルボキサミド;4−メチル−N−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピペラジン−1−カルボキサミド;4−エチル−N−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピペラジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−4−フェニルピペラジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−4−ピリジン−2−イルピペラジン−1−カルボキサミド;4−メチル−N−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−1,4−ジアゼパン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−4−ピリミジン−2−イルピペラジン−1−カルボキサミド;N−イソブチル−N’−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]尿素;N−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−N’−ペンチル尿素;N−(3−メチルブチル)−N’−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]尿素;N−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−N’−ネオペンチル尿素;N−(2−メトキシエチル)−N’−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]尿素;N−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−N’−[(2S)−テトラヒドロフラン−2−イルメチル]尿素;N−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−N’−[(2R)−テトラヒドロフラン−2−イルメチル]尿素;N−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−N’−(テトラヒドロフラン−3−イルメチル)尿素;N−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−N’−プロパ−2−イニル尿素;N−(シクロプロピルメチル)−N’−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]尿素;N−(シクロペンチルメチル)−N’−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]尿素;N−シクロヘキシル−N’−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]尿素;N−シクロヘプチル−N’−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]尿素;N−1−アダマンチル−N’−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]尿素;N−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−N’−フェニル尿素;N−(2−メチルフェニル)−N’−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]尿素;N−(3−メチルフェニル)−N’−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]尿素;N−(4−メチルフェニル)−N’−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]尿素;N−(3−メトキシフェニル)−N’−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]尿素;N−(3−フルオロフェニル)−N’−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]尿素;N−(3−クロロフェニル)−N’−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]尿素;N−(3−ブロモフェニル)−N’−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]尿素;N−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−N’−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]尿素;N−(3,5−ジクロロフェニル)−N’−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]尿素;N−メチル−N−(4−メチルフェニル)−N’−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]尿素;N−{(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾリジン−2−イリデン}アセトアミド;N−[(2Z)−4,5−ジメチル−3−(6−モルホリン−4−イルピリジン−3−イル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−{(2Z)−5−メチレン−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾリジン−2−イリデン}ピロリジン−1−カルボキサミド;N−{(2Z)−4−ヒドロキシ−5−メチレン−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾリジン−2−イリデン}ピロリジン−1−カルボキサミド;N−{(2Z)−5−メチレン−4−(1H−ピラゾール−1−イル)−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾリジン−2−イリデン}アセトアミド;N−[(2Z)−5−(1H−ピラゾール−1−イルメチル)−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]アセトアミド;N−{(2Z,5Z)−5−(ヨードメチレン)−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾリジン−2−イリデン}アセトアミド;N−[(2Z)−5−(シアノメチル)−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]アセトアミド;N−[(2Z)−5−[(エチルアミノ)メチル]−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]アセトアミド;N−[(2Z)−5−[(プロピルアミノ)メチル]−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]アセトアミド;N−[(2Z)−5−[(ブチルアミノ)メチル]−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]アセトアミド;N−[(2Z)−5−[(tert−ブチルアミノ)メチル]−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]アセトアミド;N−[(2Z)−5−{[(シアノメチル)アミノ]メチル}−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]アセトアミド;N−[(2Z)−5−[(ジメチルアミノ)メチル]−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]アセトアミド;N−[(2Z)−5−{[ブチル(メチル)アミノ]メチル}−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]アセトアミド;N−[(2Z)−5−{[(1,3−ジオキソラン−2−イルメチル)(メチル)アミノ]メチル}−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]アセトアミド;N−[(2Z)−5−[(ジエチルアミノ)メチル]−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]アセトアミド;N−[(2Z)−5−(アゼチジン−1−イルメチル)−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]アセトアミド;N−[(2Z)−5−{[ビス(2−メトキシエチル)アミノ]メチル}−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]アセトアミド;N−[(2Z)−5−{[(1−フェニルエチル)アミノ]メチル}−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]アセトアミド;N−[(2Z)−5−メチル−3−(2−メチルフェニル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−(2−アミノフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−(2−ヒドロキシフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−(4−ヒドロキシフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−(2−メトキシフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−(2−フルオロフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−(2−クロロフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−[3−(ジメチルアミノ)フェニル]−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−(2,3−ジメチルフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−(2,4−ジメチルフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−(2,5−ジメチルフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−(2,4−ジメトキシフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−(2,5−ジメトキシフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−(3,4−ジメトキシフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−5−メチル−3−(3,4,5−トリメトキシフェニル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−(2,3−ジクロロフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−(2,4−ジクロロフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−(2,5−ジクロロフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−(4−アミノフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−5−メチル−3−(3−プロピオニルフェニル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−(4−tert−ブチルフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−(4−エチルフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−5−メチル−3−(4−プロピルフェニル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−5−メチル−3−ピリジン−3−イル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−(4−ブチルフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−5−メチル−3−[3−(メチルチオ)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−5−メチル−3−[2,3,5,6−テトラフルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−(3−イソプロポキシフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−[2,4−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−(4−クロロ−3−メトキシフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−5−メチル−3−(1−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−5−イル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−(4−メトキシ−3−メチルフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−(4−シクロヘキシルフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−5−メチル−3−(5−フェニルチエン−2−イル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−5−メチル−3−(1−ナフチル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−5−メチル−3−(6−メチルピリダジン−3−イル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−5−メチル−3−(6−メチルピラジン−2−イル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−5−メチル−3−ピラジン−2−イル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−5−メチル−3−キノキサリン−2−イル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−5−メチル−3−[5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−5−メチル−3−[6−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−(4’−フルオロ−1,1’−ビフェニル−4−イル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−(4−アセチルフェニル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−(4−プロピオニルフェニル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−(4−tert−ブチルフェニル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−(4−エチルフェニル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−(2,4−ジクロロフェニル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−(2−メトキシフェニル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−(2−メチルフェニル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−(3,5−ジクロロフェニル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−(3−メトキシフェニル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−(3−メチルフェニル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−(4−メトキシフェニル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−(4−プロピルフェニル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−(2,4−ジメチルフェニル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−ピリジン−3−イル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−(4−ブチルフェニル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−[3−(メチルチオ)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−(2,3−ジクロロフェニル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−(2−クロロフェニル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−[2,3,5,6−テトラフルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−(3,5−ジメチルフェニル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−(3−イソプロポキシフェニル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−[2,4−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−(3−シアノフェニル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−(1−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−5−イル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−(4−メトキシ−3−メチルフェニル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−[4−(ジメチルアミノ)フェニル]−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−2,2−ジメチルプロパンアミド;2,2−ジメチル−N−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(メチルチオ)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]プロパンアミド;N−[(2Z)−3−(4−アセチルフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−2,2−ジメチルプロパンアミド;N−[(2Z)−3−(4−tert−ブチルフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−2,2−ジメチルプロパンアミド;N−[(2Z)−3−(4−エチルフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−2,2−ジメチルプロパンアミド;2,2−ジメチル−N−[(2Z)−5−メチル−3−(2−メチルフェニル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]プロパンアミド;N−[(2Z)−3−[3−(ジメチルアミノ)フェニル]−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−2,2−ジメチルプロパンアミド;2,2−ジメチル−N−[(2Z)−5−メチル−3−フェニル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]プロパンアミド;N−[(2Z)−3−(2−メトキシフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−2,2−ジメチルプロパンアミド;N−[(2Z)−3−(3−メトキシフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−2,2−ジメチルプロパンアミド;2,2−ジメチル−N−[(2Z)−5−メチル−3−(3−メチルフェニル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]プロパンアミド;N−[(2Z)−3−(4−メトキシフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−2,2−ジメチルプロパンアミド;2,2−ジメチル−N−[(2Z)−5−メチル−3−(4−メチルフェニル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]プロパンアミド;2,2−ジメチル−N−[(2Z)−5−メチル−3−(2−ナフチル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]プロパンアミド;N−[(2Z)−3−(6−メトキシ−2−ナフチル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−2,2−ジメチルプロパンアミド;N−[(2Z)−3−(2,4−ジメチルフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−2,2−ジメチルプロパンアミド;N−[(2Z)−3−(4−クロロ−3−メチルフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−2,2−ジメチルプロパンアミド;N−[(2Z)−3−(4−ブチルフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−2,2−ジメチルプロパンアミド;N−[(2Z)−3−(3,4−ジメチルフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−2,2−ジメチルプロパンアミド;2,2−ジメチル−N−[(2Z)−5−メチル−3−[3−(メチルチオ)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]プロパンアミド;N−[(2Z)−3−(3−クロロ−4−メチルフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−2,2−ジメチルプロパンアミド;N−[(2Z)−3−(3,5−ジメチルフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−2,2−ジメチルプロパンアミド;N−[(2Z)−3−(3−イソプロポキシフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−2,2−ジメチルプロパンアミド;N−[(2Z)−3−(4−クロロ−3−メトキシフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−2,2−ジメチルプロパンアミド;N−[(2Z)−3−(4−メトキシ−3−メチルフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−2,2−ジメチルプロパンアミド;N−[(2Z)−3−(2−クロロフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−2,2−ジメチルプロパンアミド;2,2−ジメチル−N−[(2Z)−5−メチル−3−[2,3,5,6−テトラフルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]プロパンアミド;2,2−ジメチル−N−[(2Z)−5−メチル−3−ピリジン−3−イル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]プロパンアミド;N−[(2Z)−3−(4−シアノフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−2,2−ジメチルプロパンアミド;N−[(2Z)−3−(3−シアノフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−2,2−ジメチルプロパンアミド;N−[(2Z)−3−(2’−メチル−1,1’−ビフェニル−4−イル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−(3’−メチル−1,1’−ビフェニル−4−イル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−(4’−メチル−1,1’−ビフェニル−4−イル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−(3’−クロロ−1,1’−ビフェニルl−4−イル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−(4’−クロロ−1,1’−ビフェニル−4−イル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−(4’−メトキシ−1,1’−ビフェニル−4−イル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−[3’−(トリフルオロメチル)−1,1’−ビフェニル−4−イル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−(4−チエン−3−イルフェニル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−[4’−(トリフルオロメチル)−1,1’−ビフェニル−4−イル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−(3’−エトキシ−1,1’−ビフェニル−4−イル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−(3’−メトキシ−1,1’−ビフェニル−4−イル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−(3’,5’−ジクロロ−1,1’−ビフェニル−4−イル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−(2’−クロロ−1,1’−ビフェニル−4−イル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−(2’−メトキシ−1,1’−ビフェニル−4−イル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−(2’−アセチル−1,1’−ビフェニル−4−イル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−(3’−アセチル−1,1’−ビフェニル−4−イル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−(4’−アセチル−1,1’−ビフェニル−4−イル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−(3’,4’−ジクロロ−1,1’−ビフェニル−4−イル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−(4−ピリジン−3−イルフェニル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−(2’,5’−ジクロロ−1,1’−ビフェニル−4−イル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−(3’−シアノ−1,1’−ビフェニル−4−イル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−(2’,3’−ジクロロ−1,1’−ビフェニル−4−イル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−(2’,4’−ジクロロ−1,1’−ビフェニル−4−イル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−(4’−シアノ−1,1’−ビフェニル−4−イル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−[4−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−[4−(6−メトキシピリジン−3−イル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−(1,1’−ビフェニル−4−イル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−[4−(2−メトキシピリミジン−5−イル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−[4’−(シアノメチル)−1,1’−ビフェニル−4−イル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−キノキサリン−6−イル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−(1−ベンゾチエン−5−イル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−ピラジン−2−イル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−キノキサリン−2−イル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−[2−(メチルチオ)ピリミジン−4−イル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−(6−フェニルピリダジン−3−イル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−(6−メチルピリジン−2−イル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−(1−ベンゾチエン−3−イル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−(4’−フルオロ−1,1’−ビフェニル−4−イル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−(5−フルオロピリジン−2−イル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−(6−フルオロピリジン−3−イル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−[5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−[5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−[4−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−[6−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−(6−エトキシ−2−ナフチル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−ピリド[2,3−b]ピラジン−7−イル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−(4−シクロヘキシルフェニル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−(5−クロロピリジン−2−イル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−[2−シアノ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−(5−フェニルチエン−2−イル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−[6−(1H−ピラゾール−1−イル)ピリジン−2−イル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−(6−メチルピラジン−2−イル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−(2−メチルピリミジン−4−イル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−(2,6−ジメチルピリミジン−4−イル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−(2−フルオロピリジン−4−イル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−(2−メチル−1,3−ベンゾチアゾール−5−イル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;(3R)−3−フルオロ−N−[(2Z)−3−(4−イソプロピルフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;(3R)−N−[(2Z)−3−(3,4−ジメチルフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−3−フルオロピロリジン−1−カルボキサミド;(3R)−3−フルオロ−N−[(2Z)−3−(4−メトキシフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;(3R)−3−フルオロ−N−[(2Z)−3−(4’−フルオロ−1,1’−ビフェニル−4−イル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;2,2−ジメチル−N−[(2Z)−5−メチル−3−キノキサリン−6−イル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]プロパンアミド;N−[(2Z)−3−(1−ベンゾチエン−5−イル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−2,2−ジメチルプロパンアミド;2,2−ジメチル−N−[(2Z)−5−メチル−3−ピラジン−2−イル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]プロパンアミド;2,2−ジメチル−N−[(2Z)−5−メチル−3−キノキサリン−2−イル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]プロパンアミド;2,2−ジメチル−N−[(2Z)−5−メチル−3−[2−(メチルチオ)ピリミジン−4−イル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]プロパンアミド;2,2−ジメチル−N−[(2Z)−5−メチル−3−(6−フェニルピリダジン−3−イル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]プロパンアミド;2,2−ジメチル−N−[(2Z)−5−メチル−3−(6−メチルピリジン−2−イル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]プロパンアミド;N−[(2Z)−3−(1−ベンゾチエン−3−イル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−2,2−ジメチルプロパンアミド;N−[(2Z)−3−(4’−フルオロ−1,1’−ビフェニル−4−イル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−2,2−ジメチルプロパンアミド;N−[(2Z)−3−(5−フルオロピリジン−2−イル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−2,2−ジメチルプロパンアミド;N−[(2Z)−3−(6−クロロキノキサリン−2−イル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−2,2−ジメチルプロパンアミド;2,2−ジメチル−N−[(2Z)−5−メチル−3−[5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]プロパンアミド;2,2−ジメチル−N−[(2Z)−5−メチル−3−[5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]プロパンアミド;2,2−ジメチル−N−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]プロパンアミド;2,2−ジメチル−N−[(2Z)−5−メチル−3−[6−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]プロパンアミド;2,2−ジメチル−N−[(2Z)−5−メチル−3−(6−メチルピリダジン−3−イル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]プロパンアミド;2,2−ジメチル−N−[(2Z)−5−メチル−3−ピリド[2,3−b]ピラジン−7−イル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]プロパンアミド;N−[(2Z)−3−(4−シクロヘキシルフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−2,2−ジメチルプロパンアミド;N−[(2Z)−3−(5−クロロピリジン−2−イル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−2,2−ジメチルプロパンアミド;N−[(2Z)−3−[2−シアノ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−2,2−ジメチルプロパンアミド;2,2−ジメチル−N−[(2Z)−5−メチル−3−[2−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]プロパンアミド;2,2−ジメチル−N−[(2Z)−5−メチル−3−(5−フェニルチエン−2−イル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]プロパンアミド;2,2−ジメチル−N−[(2Z)−5−メチル−3−(6−メチルピラジン−2−イル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]プロパンアミド;および2,2−ジメチル−N−[(2Z)−5−メチル−3−(2−メチルピリミジン−4−イル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]プロパンアミドからなる群から選択される、請求項1の化合物または医薬的に許容されるこの塩、エステル、アミドもしくはプロドラッグ。 請求項10 N’−[(2Z)−3−(4−メトキシフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−N,N−ジメチル尿素;N−[(2Z)−3−[4−(ジフルオロメトキシ)フェニル]−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−[4−(ジフルオロメトキシ)フェニル]−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピペリジン−1−カルボキサミド;N’−[(2Z)−3−[4−(ジフルオロメトキシ)フェニル]−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−N,N−ジエチル尿素N−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメトキシ)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N,N−ジエチル−N’−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメトキシ)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]尿素;N,N−ジメチル−N’−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメトキシ)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]尿素;N−[(2Z)−3−(4−クロロフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−(4−クロロフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピペリジン−1−カルボキサミド;N’−[(2Z)−3−(4−クロロフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−N,N−ジエチル尿素;N’−[(2Z)−3−(4−クロロフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−N−メチル−N−フェニル尿素;N’−[(2Z)−3−(4−クロロフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−N,N−ジメチル尿素;N−[(2Z)−3−(4−フルオロフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−(4−フルオロフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピペリジン−1−カルボキサミド;N,N−ジエチル−N’−[(2Z)−3−(4−フルオロフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]尿素;N’−[(2Z)−3−(4−フルオロフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−N,N−ジメチル尿素;N−[(2Z)−3−(4−フルオロフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]シクロブタンカルボキサミド;N−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N,N−ジメチル−N’−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]尿素;2−メチル−N−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;(2R)−2−メチル−N−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;(2S)−2−メチル−N−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−2,5−ジヒドロ−1H−ピロール−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]アゼチジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−5−メチル−3−(2−ナフチル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−5−メチル−3−(3−メチルイソチアゾール−5−イル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−(4−ブロモフェニル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−(3−フルオロベンジル)−N−メチル−N’−[(2Z)−5−メチル−3−(2−ナフチル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]尿素;(3R)−N−[(2Z)−3−(5−シアノチエン−2−イル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−3−フルオロピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−5−(ヒドロキシメチル)−3−(2−ナフチル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;(3R)−3−フルオロ−N−[(2Z)−5−(ヒドロキシメチル)−3−(2−ナフチル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;(3R)−3−フルオロ−N−[(2Z)−5−(ヒドロキシメチル)−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;(3R)−3−フルオロ−N−[(2Z)−5−(ヒドロキシメチル)−3−[5−(トリフルオロメチル)チエン−2−イル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;(3R)−N−[(2Z)−3−(5−クロロチエン−2−イル)−5−(ヒドロキシメチル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−3−フルオロピロリジン−1−カルボキサミド;(3R)−N−[(2Z)−3−(1−ベンゾチエン−5−イル)−5−(ヒドロキシメチル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−3−フルオロピロリジン−1−カルボキサミド;(3R)−3−フルオロ−N−[(2Z)−5−(ヒドロキシメチル)−3−(2,2,4,4−テトラフルオロ−4H−1,3−ベンゾジオキシン−6−イル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;(3R)−N−[(2Z)−3−(5,6−ジフルオロ−2−ナフチル)−5−(ヒドロキシメチル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−3−フルオロピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−5−メチル−3−フェニル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−5−メチル−3−(3−メチルフェニル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−5−メチル−3−(4−メチルフェニル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−(3−ヒドロキシフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−(4−メトキシフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−(3−フルオロフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−(3−クロロフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−(3−ブロモフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−(3−シアノフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−(4−シアノフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−[4−(ジメチルアミノ)フェニル]−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−5−メチル−3−[3−(トリフルオロメトキシ)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−5−メチル−3−(4−フェノキシフェニル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−[4−(ベンジルオキシ)フェニル]−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−(3,4−ジメチルフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−(3,5−ジメチルフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−(3,4−ジクロロフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−(3,5−ジクロロフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(メチルチオ)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−(3−メトキシフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−(4−クロロ−3−メチルフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−(4−ベンジルフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−(1−ベンゾチエン−5−イル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−5−メチル−3−(5−メチルチエン−2−イル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−5−メチル−3−[6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−5−メチル−3−[5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−[4−(メチルチオ)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−フェニル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−(3−クロロフェニル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−(4−クロロフェニル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−(4−メチルフェニル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−(4−クロロ−3−メチルフェニル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−(3,4−ジクロロフェニル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−(3,4−ジメチルフェニル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−(4−シアノフェニル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−(3−クロロ−4−メチルフェニル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−[4−(ジフルオロメトキシ)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−(4−フルオロフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−2,2−ジメチルプロパンアミド;N−[(2Z)−3−(4−クロロフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−2,2−ジメチルプロパンアミド;2,2−ジメチル−N−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]プロパンアミド;N−[(2Z)−3−[6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−[3−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−(6−フルオロ−5−メチルピリジン−3−イル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;2,2−ジメチル−N−[(2Z)−5−メチル−3−(5−メチルチエン−2−イル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]プロパンアミド;N−[(2Z)−3−(6−フルオロピリジン−3−イル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−2,2−ジメチルプロパンアミド;2,2−ジメチル−N−[(2Z)−5−メチル−3−[6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]プロパンアミド;N−[(2Z)−3−[3−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−2,2−ジメチルプロパンアミド;N−[(2Z)−3−(6−フルオロ−5−メチルピリジン−3−イル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−2,2−ジメチルプロパンアミド;N−[(2Z)−3−(2−フルオロピリジン−4−イル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−2,2−ジメチルプロパンアミド;(3R)−N−[(2Z)−3−(3−ブロモフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−3−フルオロピロリジン−1−カルボキサミド;(3R)−N−[(2Z)−3−(4−シアノ−3−メチルフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−3−フルオロピロリジン−1−カルボキサミド;(3R)−3−フルオロ−N−[(2Z)−5−メチル−3−(3−メチルフェニル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;(3R)−N−[(2Z)−3−(4−ブロモフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−3−フルオロピロリジン−1−カルボキサミド;(3R)−3−フルオロ−N−[(2Z)−5−メチル−3−(4−フェノキシフェニル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;(3R)−3−フルオロ−N−[(2Z)−5−メチル−3−(4−メチルフェニル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;(3R)−N−[(2Z)−3−(4−エチルフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−3−フルオロピロリジン−1−カルボキサミド;(3R)−3−フルオロ−N−[(2Z)−3−(3−フルオロフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;(3R)−3−フルオロ−N−[(2Z)−3−(4−フルオロフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;(3R)−3−フルオロ−N−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;(3R)−N−[(2Z)−3−(4−クロロフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−3−フルオロピロリジン−1−カルボキサミド;(3R)−3−フルオロ−N−[(2Z)−3−(4−ヨードフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;(3R)−N−[(2Z)−3−(3−シアノフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−3−フルオロピロリジン−1−カルボキサミド;(3R)−3−フルオロ−N−[(2Z)−5−メチル−3−(2−ナフチル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;(3R)−N−[(2Z)−3−(5−ブロモチエン−2−イル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−3−フルオロピロリジン−1−カルボキサミド;(3R)−N−[(2Z)−3−(3,4−ジクロロフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−3−フルオロピロリジン−1−カルボキサミド;(3R)−3−フルオロ−N−[(2Z)−3−(3−ヨードフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;(3R)−N−[(2Z)−3−(3−クロロ−4−メチルフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−3−フルオロピロリジン−1−カルボキサミド;(3R)−N−[(2Z)−3−(1−ベンゾチエン−5−イル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−3−フルオロピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−(2−ナフチル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−(5−クロロチエン−2−イル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]インドリン−1−カルボキサミド;N−エチル−N−メチル−N’−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]尿素;N−メチル−N’−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−N−プロピル尿素;N−(1,3−ジオキソラン−2−イルメチル)−N−メチル−N’−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]尿素;N−メチル−N−(3−メチルブチル)−N’−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]尿素;N−メチル−N’−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−N−プロパ−2−イニル尿素;N,N−ジエチル−N’−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]尿素;N−エチル−N’−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−N−プロピル尿素;N−ブチル−N−エチル−N’−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]尿素;N,N−ジブチル−N’−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]尿素;2,5−ジメチル−N−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;2−メチル−N−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピペリジン−1−カルボキサミド;N−(2−メトキシエチル)−N−メチル−N’−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]尿素;N−ベンジル−N−エチル−N’−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]尿素;N−ベンジル−N−イソプロピル−N’−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]尿素;N−ベンジル−N−ブチル−N’−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]尿素;4−ベンジル−N−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピペリジン−1−カルボキサミド;N−イソプロピル−N’−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]尿素;N−(sec−ブチル)−N’−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]尿素;N−(1−メチルブチル)−N’−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]尿素;N−(1,1−ジメチルプロピル)−N’−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]尿素;N−(1−エチルプロピル)−N’−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]尿素;N−(2−メトキシ−1−メチルエチル)−N’−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]尿素;N−シクロプロピル−N’−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]尿素;N−シクロブチル−N’−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]尿素;N−シクロペンチル−N’−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]尿素;N−[(2Z)−3−(4−クロロフェニル)−4,5−ジメチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−4,5−ジメチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−(6−クロロピリジン−3−イル)−4,5−ジメチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−(6−クロロピリジン−3−イル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−(3−メチル−1−ベンゾチエン−5−イル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−メチル−N’−[(2Z)−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−N−ペンチル尿素;N−[(2’Z)−5−クロロ−5’−メチル−2,3’−ビ−1,3−チアゾール−2’−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;N−[(2Z)−3−(4−フルオロフェニル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミド;およびN−[(2Z)−3−(5−メチルチエン−2−イル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ピロリジン−1−カルボキサミドからなる群から選択される、請求項1の化合物または医薬的に許容されるこの塩、エステル、アミドもしくはプロドラッグ。 請求項11 請求項1に記載の式(I)の化合物または医薬的に許容されるこの塩、エステル、アミドもしくはプロドラッグの治療有効量を医薬的に許容される担体と組み合わせて含む医薬組成物。 請求項12 請求項1の式(I)の化合物または医薬的に許容されるこの塩、エステル、アミドもしくはプロドラッグの治療有効量を投与することを含む、α7ニコチン性アセチルコリン受容体により調節される障害または病態の治療が必要な患者においてα7ニコチン性アセチルコリン受容体により調節される障害または病態を治療する方法。 請求項13 障害または病態が、注意欠陥障害、注意欠陥多動障害(ADHD)、アルツハイマー病(AD)、軽度認知障害、老年性認知症、AIDS認知症、ピック病、レビー小体関連の認知症、ダウン症候群関連の認知症、筋萎縮性側索硬化症、ハンチントン病、外傷性脳損傷関連のCNS機能減退、急性疼痛、術後疼痛、慢性疼痛、炎症、炎症性疼痛、神経障害性疼痛、禁煙、統合失調症、統合失調症関連の認知障害およびうつ病からなる群から選択される、請求項12の方法。 請求項14 式(I)の化合物または医薬的に許容されるこの塩、エステル、アミドもしくはプロドラッグを非定型抗精神病薬と組み合わせて投与することをさらに含む、請求項12の方法。 請求項15 式(I)の化合物または医薬的に許容されるこの塩、エステル、アミドもしくはプロドラッグをニコチン性アゴニストと組み合わせて投与することを含む、請求項12の方法。 請求項16 請求項1に記載の式(I)の化合物の同位体標識体を、内因性α7NNRを発現する細胞または組換えα7NNRを発現する細胞と相互作用させること、および前記細胞に対するこのような化合物の同位体標識体の影響を計測することを含む、α7NNR活性に関連する病態または障害を評価または診断する方法。 請求項17 請求項1に記載の式(I)の化合物を、α7NNRを内因的に発現する細胞もしくは細胞系または組換えα7NNRを発現する細胞と蛍光培地中で相互作用させること、およびこのような蛍光の変化を計測することを含む、α7NNRアゴニストを同定する方法。 請求項18 請求項1の式(I)の化合物を調製する方法であって、ハロゲン化アリールまたはハロゲン化ヘテロアリールを式(II)のN−1,3−チアゾール−2−イルアミド[式中、R1は、水素、メチル、フェニル、ピラゾリルまたはヒドロキシルであり;R2は、水素、アルキル、アルケニルであり、ここで、アルキル基およびアルケニル基は、アルコキシカルボニル、アルキルカルボニルオキシ、アリール、アリールオキシ、アリールアルコキシ、カルボキシ、シアノ、シクロアルキル、ハロアルコキシ、ヘテロアリール、複素環、ヒドロキシル、ニトロおよびRdReN−からなる群から独立して選択される0、1、2または3個の置換基で置換されており、ここで、R2により表される基は、ハロおよびアルコキシから選択される0、1または2個の基でさらに置換されていてよく、;Rcは、アルキルまたはハロであり;RdおよびReは、それぞれ独立して、水素、アルキル、アルコキシアルキル、アリール、アリールアルキル、シアノアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、複素環および複素環アルキルであり;ならびにR4は、置換されていてもよいアルキル、シクロアルキル、ヘテロアリール、複素環または−NR5R6であり;ここで、R5およびR6は、独立して、水素、アルキル、(NRiRj)アルキル、アルキニル、アリール、複素環アルキル、シクロアルキルアルキル、シアノアルキル、シクロアルキル、アルコキシアルキル、アリールアルキルまたはヘテロアリールアルキルである。]とカップリングさせることを含む、方法。 請求項19 密封反応容器内で塩基、任意選択の添加剤および銅触媒−リガンド系を添加することをさらに含む、請求項18に記載の方法。 請求項20 ハロゲン化物が臭化物またはヨウ化物である、請求項18に記載の方法。 請求項21 塩基が、炭酸カリウム、炭酸セシウム、リン酸カリウム、水酸化カリウム、水素化ナトリウム、カリウムtert−ブトキシドまたは炭酸テトラエチルアンモニウムであり、および任意選択の添加剤が、臭化テトラブチルアンモニウムまたは塩化リチウムである、請求項19に記載の方法。 請求項22 銅触媒−リガンド系が、トリフルオロメタンスルホン酸銅(I)ベンゼン錯体および5−クロロ−1,10−フェナントロリン、2−チオフェンカルボン酸銅(I)、ヨウ化銅(I)、銅ダスト(クラウンエーテルを有する。)、酸化銅(I)、臭化銅(I)、塩化銅(I)、酢酸銅(I)、酸化銅(II)からなる群から選択され;ならびに任意選択のリガンドが、5−クロロ−1,10−フェナントロリン、(S)−(−)−1,1’−ビ(2−ナフトール)、2−オキソシクロヘキサンカルボン酸エチル、ピペコリン酸、プロリン、コリジン、N,N’−ジメチルエチレンジアミン、N,N,N’,N’−テトラメチルエチレンジアミン、トランス−シクロヘキサン−1,2−ジアミン、トランス−N,N’−ジメチルシクロヘキサン−1,2−ジアミン、1,10−フェナントロリン、4,7−ジメトキシ−1,10−フェナントロリン、ベンゾトリアゾール、N,N−ジエチルサリチルアミド、1−((1−ベンジルピロリジン−2−イル)メチル)−2−メチル−1H−イミダゾール、9−アザジュロリジン、オキサリルヒドラジン、ヒスチジン、キノリン−8−オール、2−アミノピリミジン−4,6−ジオール、1−トリメチルシリルスルファニル−2−(ジメチルアミノ)メチル−3−トリメチルシリルベンゼン、1,2−ジヒドロキシベンゼン、エチレングリコール、フェナントレン−9,10−ジオン、2,5−ヘキサンジオン、2,2,6,6−テトラメチルヘプタン−3,5−ジオン、2−イソブチリルシクロヘキサノン、ジフェニルピロリジン−2−ホスホナート、2−(ジフェニルホスフィニル)−ベンザルドキシムおよびN,N−ジベンジルジナフト[2,1−d:1’,2’−f][1,3,2]ジオキサホスフェピン−4−アミンから選択される、請求項19に記載の方法。 請求項23 容器を少なくとも1回脱気し、および窒素を充填すること;1−メチル−2−ピロリジノン、ジメチルスルホキシド、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド、ブチロニトリル、1,4−ジオキサン、キシレンまたはトルエンを添加すること;ならびに反応混合物を約20℃から約140℃において暗所で約6時間から約24時間加熱することをさらに含む、請求項18に記載の方法。
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